西武新宿線西武柳沢駅北口前の「柳盛会柳沢北口商店街」で[2015年]6月7日、伝統の「柳盛会祭礼」が開催された。真夏を思わせる日差しの下、商店街の有志や地元の人たち約100人が参加、神輿を担ぎ大きな掛け声をあげながら商店街を練り歩いた。(撮影:ひばりタイムス=ノースアイランド舎)

 都市化が進む西東京市で、貴重な「緑地」資源として、「屋敷林」が注目されている。かつての農家が造営した屋敷林は、今では地域の環境保全にも役立っている。そこで、数少ない市内の「屋敷林」を訪ね、「みどり」の今後を考えようという試みが、始まった。

100winds_banner01 第4回

師岡武男(評論家)
 
 

  [2015年]4月以降の物価、賃金の数字が要注目だ。なぜかというと、1年前と比べて、物価では消費税による値上がり分が共通となり、賃金はアベノミクスによる増額分が上乗せされるからだ。つまり消費生活面からのアベノミクスの素顔が見えやすくなるのである。

吉川勇一さん

西東京市の脱原発デモに参加した吉川勇一さん(2013年6月9日)

 元・べ平連(「ベト ナムに平和を!市民連合」)事務局長で、西東京市の市民運動でも活躍した吉川勇一さんが[2015年]5月28日午前4時過ぎ、慢性心不全のため死去した。84歳だった。葬儀は近親者で行い、後日「お別れの会」を開く予定。

 西東京市議会の2015年第2回定例会が始まった。6月5日(金)の本会議初日は、18日間の会期(6月5日-22日)を決め、市税条例の一部を改正するなど2件の専決処分を出席議員全員の賛成で承認した。

 社会福祉法人東京聖新会(西東京市向台町、新井幸枝理事長)が、対話型のコミュニケーションロボットを活用した高齢者支援サービスの実証実験を、同法人が運営する特別養護老人ホーム「フローラ田無」(施設長=尾林和子同法人理事)で始めている。

 先月急逝した西東京市在住の演劇評論家、扇田昭彦さんを「送る会」は[2015年]7月6日(月)午後6時30分から、東京都豊島区池袋の東京芸術劇場中ホール(2階)で開かれる。受付は午後6時から。会費5000円。一般の献花は午後4時30分から5時30分まで。当日は劇場の休館日だが、午後4時に開扉する。

 西東京市と東久留米市にまたがるひばりが丘団地の再生事業が進んでいる。賃貸と分譲、若い家族と高齢世帯、古くからの住民とあらたに引っ越してきた人たち-。今後約2500戸になると予測される大規模団地で、「地域コミュニティーづくりの水先案内人」を目指す団体「まちにわひばりが丘」が活動を始めた。民間デベロッパーと独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が立ち上げた一般社団法人。多種混在のニュータウンで始まったあらたな試みを探った。(写真は、子育てをテーマに開かれたミニ集会。司会は「まちにわひばりが丘」事務局の田中宏明さん(左端)。自由学園しののめ茶寮)

2 御門訴事件。武蔵野市の井口家脇に立つ倚そう碑

御門訴事件の倚そう碑

 「散歩道」第5回は、御門訴事件関連石碑-玉川上水と千川上水の遊歩道-狭山・境緑道-小金井公園のコースです。萩原恵子さん(屋敷林の会、下保谷の自然と文化を記録する会)の案内を頼りに、歴史と風景の散策を楽しんでください。(編集部)>> 第5回

 

 西東京市立中学2年の男子生徒が昨年[2014年]7月、継父の虐待を受けた後に自殺した事件で、西東京市は[2015年]6月1日(月)、「父親の暴力による生徒のアザを2回確認しながら、児童相談所や子ども家庭支援センターに連絡せず、生徒の自死を未然に防げなかった」などとする最終報告書を公表した。同市教育委員会は事件を受けて、虐待されていると思われる生徒やその家庭との対応を定めた「西東京ルール」を各校に通知、教員らに対する独自の研修計画「西東京プログラム」を5月から実施している。