庭先に並ぶ大根やキャベツ

庭先に並ぶ大根やキャベツ

 年の瀬が迫る12月29日午後、西東京市住吉町付近を通りかかったら、農家の裏口にお手製の張り紙が出ていた。「三浦大根・キャベツ 青首大根・サトイモ ブロッコリー・ネギ・ニンジン」。「三浦大根」の四文字は、太い赤線で囲まれていた。夜の食卓が頭をよぎり、庭先にそっと足を踏み入れた。目に飛び込んできたのは、どデカい大根の山だった。

 

多摩6都リレーマラソン2015

丸山浩一西東京市長の合図で一斉にスタート!(禁無断転載)

 「多摩六都リレーマラソン2015」が12月23日(水)、東京都立小金井公園で開かれた。多摩北部都市広域行政圏協議会を構成する小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市から99チーム、800人を超えるランナーが参加。「思いをのせた襷がつなぐ」の大会テーマ通り、1チーム10人が1周約1.8kmのコースを23周(合計42.195km)してタイムを競った。その結果、一般、職場、女子、高校など5部門を通じて、田無高校チームが2時間23分46秒で総合1位となった。

保谷庁舎

取り壊し方針が打ち出された保谷庁舎。右手は、こもれびホール

 公共施設の保有量を18年後の2033年までに10%削減する-。具体的な数値目標を掲げた「西東京市公共施設等総合管理計画~公共施設等マネジメント基本方針~」が、12月21日(月)の同市行財政改革推進本部(本部長・丸山浩一市長)で正式に決まった。年明けには「公共施設の適正配置等に関する基本方針」が5年ぶりに改定され、その後、個別施設の配置や長寿命化、統廃合などの方針も明らかにされる予定。財政事情を反映した厳しい利用環境を迎えることになる。

絵本の表紙

絵本の表紙

 もう3歳、まだ3歳-。子育てをしていると、子どもの成長に期待で胸がはずむ一方、まだまだ手がかかると感じることも少なくない。そんなお母さんに読んでほしいと願って、子どもの気持ちを子どもの言葉で語った絵本「ぼくは3さい」が発行された。

100winds_banner01第9回

師岡武男 (評論家)
 
 

  政府の政策や政党の公約に対してよく使われる「選挙対策」という評言は、たいてい褒め言葉ではなく、貶し言葉として使われる。「人気取り政策」となると、もうはっきりした悪評だ。来年の参院選挙が近づいて来たので、最近またマスコミと政冶家がよく使う。悪評の趣旨は、票を金で買うような不当な利益供与だとか、口先だけで空約束の嘘の善政だ、などである。要するに、動機不純な善政、悪政、あるいは嘘つきなどという「泥」のついた「レッテル」にされてしまったのである。

 西東京市使用料等審議会(米田正巳会長)は12月18日、「使用料・手数料等の適正化について」の答申を取りまとめ、丸山浩一市長に提出した。そのなかで、「受益者負担の基本原則」、受益者の「負担割合」や「減免」などのこれまでの「考え方」は「妥当」とした上で、厳しい財政事情などを踏まえて、「消費税率の改定に応じて原価計算を行い、使用料・手数料の改定の有無を判断することが望ましい」としている。

下野谷遺跡のキャラクター、したのやムラのしーたと のーや

下野谷遺跡のキャラクター、したのやムラのしーた と のーや(筆者撮影)

 今年3月に国史跡に指定された西東京市東伏見にある下野谷遺跡の記念シンポジウム「縄文時代の大集落遺跡を探る・護る・活かす」が12月13日(日) 、保谷こもれびホールメインホールで開かれた。全国でも有数の縄文遺跡「三内丸山遺跡」「御所野遺跡」「馬高・三十稲場遺跡」を持つ各自治体の担当者などを迎え、遺跡の価値や魅力、将来に受け継ぐ知恵と工夫などについて学んだ。

西東京市議会

西東京市議会第4回定例会(禁無断転載)

 西東京市議会第4回定例会は最終日となる12月17日の本会議で、いじめ防止対策推進条例案や、ひばりが丘公民館を「分室」にして分館長を引き揚げる公民館条例改正案、国のマイナンバー制度に基づく個人番号の利用に関する条例案などを可決した。 前回議会から継続審議となっていた「ひばりが丘公民館の分館存続に関する陳情」は、「分室」化条例が成立したため不採択。中央図書館・田無公民館、市民会館の3館合築複合化計画に反対する請願1件、陳情4件はいずれも継続審議となった。

イラスト= © 手島加江

イラスト= © 手島加江

 介護サービスに不満があっても、グッと我慢してしまうときがあるようです。本人でも家族でも、我慢を重ねておなかがふくれるよりも、言いたいことをうまく伝えてお互いに気持ちよく介護を受ける方がいいですね。連載の最終回は、その意思疎通を考えます。>>第10回 サービスに不満を感じたら…上手な苦情の伝え方(最終回)

 

 

石破大臣と一緒に記念撮影

石破大臣と一緒に記念撮影

 「地方創生☆政策アイデアコンテスト 2015」の最終審査会が12月13日(日)、東京都文京区本郷の東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールで行われ、西東京市から参加した「チーム24分ですむまち」の提案「『さらに良質なベッドタウン24』をめざして」がビザ・ワールドワイド賞(協賛会社社長賞)を受賞した。

参加者がロールプレイングを体験

参加者がロールプレイングを体験(柳沢公民館)

 厚生労働省によると、85歳以上の4人に1人が認知症と言われている。誰にでも起こりうる認知症。西東京市では認知症患者や介護する家族を地域で見守ろうと「認知症サポーター養成講座」を定期的に開いている。記者も身近な体験に悩んでいる。接し方や心がまえなど学べればと思い、12月5日㈯に開催された講座を受講してきた。

ひばりが丘公民館

「分室」化が迫るひばりが丘公民館

 西東京市議会文教厚生委員会(森信一委員長)が12月7日(月)に開かれ、ひばりが丘公民館の「分室」化を定めた公民館条例改正案と、新たに提出された「いじめ防止対策推進条例」案などを審査した。いじめ防止対策推進条例案は全員賛成で可決されたが、「分室」化条例改正案の採決は可否同数(4対4)となり、委員長の裁決によって可決された。

通った人たちが次々に署名する(田無駅南口)

通りかかった人たちが次々に署名する(田無駅南口)

 「田無公民館・中央図書館を現在地から移動させないでほしい」と西東京市議会に提出した「請願」の街頭署名活動が12月4日(金)午後、西武新宿線田無駅南口で始まった。正午から2時間余り呼び掛けたあと、ほかの署名と併せて同日夕方、351人分を議会事務局に提出した。署名者はこれで計854人となった。5日、6日も南口で、7日は田無庁舎前で署名活動を続ける。

まちづくりに約40人が集まった(西東京市・コール田無)

平日夜の「まちづくり」ワークショップに約40人が集まった(コール田無)

 RESAS(リーサス、地域経済分析システム)というビッグデータ・システムを活用して地域活性化の政策アイデアを民間から広く提起してもらおうと、「地方創生☆政策アイデアコンテスト 2015」(内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局主催)が企画された。西東京のグループが応募した提案「『さらに良質なベッドタウン24』をめざして」が、11月末に最終選考の10編に選ばれた。その企画提案の牽引役を務めたFM西東京のメディアアドバイザー有賀達郎さんに、このほど地元で開いたワークショップ「西東京RESASカフェ」のようすと企画の内容を併せて寄稿してもらった。コンテストの最終審査会・表彰式は12月13日(日)だ。(編集部)

ひばりヶ丘駅北口

バリアフリー工事を待つひばりヶ丘駅北口

 西武池袋線ひばりヶ丘駅北口階段のバリアフリー化工事スケジュールが明らかになった。西東京市と西武鉄道が今年2月に交わした「覚書」に基づいて、エレベーターやエスカレーターなどを設置する「北口階段整備に関する協定」が9月に締結され、2016年8月までに設計して出来るだけ早期に工事実施を目指すことになった。12月2日の西東京市議会で、丸山浩一市長が田中のりあき議員(自民党)の質問に答えた。