放課後ごろごろチラシ

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 子どもたちの孤食が進み、心を開く友達をつくりにくい世の中になったと言われ始めたのは、いつからだろう。言うだけでなく、すぐ起ち上がる人たちがいて、居場所と食事を提供する試みが西東京市でも始まりました。田無スマイル大学の富沢木実さんにその報告を寄せてもらいました。(編集部)

この経済政策_松尾400【書評】

アベノミクス以上の景気対策を
師岡武男(評論家)

 アベノミクスの実績について、世論には、「景気回復の実感がない」「貧困と格差が拡大した」などという不満がかなり多い。しかしこの本は、安倍政権が今後、世論の不満に応える政策展開をする可能性が十分あると推測する。そして選挙で勝って、憲法改正の野望実現に王手をかけるかもしれない、と。それを防ぐには、左派・リベラル派が安倍政権以上にはっきりした景気拡大策を打ち出す必要がある、と主張し、その具体策を提唱している。

 西東京市議会企画総務委員会が3月11日(金)に開かれ、「西東京市一般職の任期付職員の採用と給与の特例に関する条例」が審査され、採決の結果、全会一致で可決された。本会議で決まれば、今年7月にも弁護士と建築主事の募集が始まる。

 西東京市の難病者福祉手当に新たに所得制限を設け、市の心身障害者福祉手当との併給を認めないなど支給要件を改める条例改正案が3月10日、市議会文教厚生委員会で審査された。採決の結果4対4の可否同数となり、森信一委員長(民主改革フォーラム)が裁決して可決された。

いこいの森公園

いこいの森公園は4月から指定管理者運営になる

 西東京いこいの森公園などがこの4月から民間の共同企業体の手で運営される。市の公園が指定管理になる初めてのケース。3月4日夜に市民説明会が開かれ、企業体側から「地域に愛される公園づくりに努めたい」などの基本方針が述べられたあと、出席者からの質問や意見も出て活発な交流になった。

 連載「絵筆探索西東京」第3回は、小金井公園に出かけます。 2001年の西東京市誕生で、筆者の大貫伸樹さんにとって「遠かった」公園が、がぜん「近く」感じられるようになったのです。小金井公園は桜の名所。なかでも大島桜がよく知られています。折々足を運んでいるうちに、大貫さんは大島桜の意外な事実を知りました。それは何か。以下、本文ページをご覧ください。(編集部)

水彩画・小金井公園の大島桜 ©大貫伸樹 (禁無断転載 クリックで拡大)

水彩画・小金井公園の大島桜 ©大貫伸樹 (禁無断転載 クリックで拡大)

東日本大震災の犠牲者に黙禱を捧げた(西東京市議会)

東日本大震災の犠牲者に黙禱を捧げた(西東京市議会)

 西東京市議会本会議が3月9日(水)に開かれ、総額775億890万円とする2015年度一般会計補正予算案や国民健康保険特別会計補正予算案など、5議案を可決した。

たまろくとご当地グルメフェスティバル

 多摩六都科学館(西東京市芝久保町5丁目)で3月6日、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市のご当地グルメを集めた「第4回たまろくとご当地グルメフェスティバル」が開かれた。このイベントは同館が年に一度、運営市である5市に住む人たちの入場料を無料にする「たまろくと市民感謝デー」と同時開催されている。天候にも恵まれ、科学館来館者とフェスティバル来場者合わせて約5000人が集まり、過去最高の人出となった。

田無庁舎中庭の市民広場

田無庁舎中庭の市民広場(A案)

 西東京市議会の庁舎統合特別委員会が3月8日(火)に開かれ、取り壊す方針の保谷庁舎機能の再配置先として、田無庁舎市民広場(中庭)など4案が執行部側から提示された。「ここから選ぶわけではなく、あくまで仮設庁舎を想定したシミュレーション。意見を聴いてまとめたい」との説明だった。

100winds_banner01第13回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆世界中の政治、経済、社会が荒れ模様の中で、私たちの日本はどうなるか、どうすべきか、という不安感が国民の間に広がっているのではないだろうか。世界の中の日本ではあるが、日本が自主的にやれることはやるべきではないか、と考えたい。

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 あの人もこの人も、西東京つながり-。西東京市ゆかりの文化人を紹介した冊子が完成した。題字の「縁(ゆかり)」は、書家の広瀬舟雲さんの筆。表紙には、西東京市の風景を表現した切り絵作家小出蒐さんの作品が載っている。