まちづくりフォーラム提言案

まちづくりフォーラム提言案(記事末尾に概要版)

 西東京市が誕生してから15年。保谷庁舎と田無庁舎の二庁舎体制を解消し、新しい地域統合プランを求める市民団体の提言案が明らかになった。タイトルは「『住み続けたい!』と思うまち 西東京に」。その基本コンセプトは3つ。まず老朽化が指摘される保谷庁舎の解体後に統合庁舎を建設し、一帯を公共施設が集積する「シビックゾーン」として整備する。次に、合築複合化の対象となっている中央図書館、田無公民館、市民会館は、田無庁舎と隣接の自転車駐車場やイングビルのエリアに建設し、あらたに「教育・文化・芸術ゾーン」の創出を図る。最後に、単なる庁舎建て替え案ではなく、市民参加に基づく総合的な「まちづくり」を目指す。7月31日(日)の第5回まちづくりフォーラムで、さまざまな意見を出し合い、話し合う予定だ。

10月から撤去が始まるダストボックス(東久留米市学園町)

10月から撤去が始まるダストボックス(東久留米市学園町)

 東久留米市議会第2回定例会最終日の6月28日(火)、家庭ごみの有料化や戸別収集などを盛り込んだ「廃棄物処理および再利用に関する条例の一部改正案」を自民クラブ、公明党、市議会民進党の賛成多数で可決。5年ごとに制度を見直し市民負担の軽減を考慮するなどの付帯決議も可決した。指定収集袋の製造委託費用などを追加した東久留米市一般会計補正予算案(第1号)も賛成多数で可決、成立。家庭ごみの有料化が本格的に動き出すことになった。

 

丸山市長から花束が、佐藤選手からはサイン色紙が贈られた(田無庁舎)

丸山市長から花束が、佐藤選手からはサイン色紙が贈られた(田無庁舎)

 リオデジャネイロ五輪トライアスロン日本代表に選ばれた、西東京市ゆかりの佐藤優香選手が6月24日、西東京市の丸山浩一市長を表敬訪問し、「全力で頑張ってまいります」と決意表明した。

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立候補者のポスター掲示板(ひばりヶ丘駅南口、6月22日午後3時10分)

 参議院選挙が6月22日公示された。東京選挙区の定員が増え、選挙権が18歳からとなる初めての選挙。西東京市選挙管理委員会によると、市内の18歳と19歳の計3785人が選挙人名簿に登録され、新たに有権者となった。

燃やせるごみを集めるグリーンボックス(東久留米市浅間町)

燃やせるごみを集めるグリーンボックス(東久留米市浅間町)

 東久留米市議会厚生委員会が6月21日に開かれ、家庭ごみの有料化や戸別収集などを盛り込んだ「廃棄物処理および再利用に関する条例の一部改正」案を賛成多数で可決。「条例改正の延期」を求めた請願は賛成少数で不採択となった。市の説明によると、今年10月から戸建て住宅の燃やせるごみと布類は戸別収集方式に移行し、現在使用しているダストボックスを順次撤去する。

 西東京市議会第2回定例会最終日の6月20日(月)、議員提案の7議案のうち、「原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書」は自民党、公明党を除く全会派、無所属議員の賛成多数で可決された。沖縄の米軍軍属による女性遺体遺棄事件に関して、「被害者や家族への謝罪と完全補償」を求めるほか、「米軍基地の整理縮小」や「日米地位協定の抜本的な改定」を求める意見書は賛成少数で否決された。自民党、公明党、民主改革フォーラムらが反対に回った。

田無庁舎への長いスロープ

田無庁舎への長いスロープ

 最終回は西東京市の2つの庁舎について取り上げます。 保谷庁舎は築48年、田無庁舎は築33年と古く、バリアフリーに対する当時の意識はこの程度であったかと考えさせられます。(続きを読む

振り込め詐欺ビデオ鑑賞(旭会)

振り込め詐欺のビデオ鑑賞(田無町4丁目の町内会「旭会」)

 昨年秋に防災機器「スタンドパイプ」を使って防災訓練を行った、西東京市田無町4丁目の町内会「旭会」が、6月12日(日)、会長宅ガレージで、「振り込め詐欺対策とうどんの会」を開いた。約30人の住民が田無警察署員の講義などに熱心に耳を傾けた。

 西東京市議会の議会運営委員会(浜中のりかた委員長)が6月15日に開かれた。スカーフやショールなどを着用する傍聴者の対応をめぐり、禁止服装を定めた傍聴規則の条項について意見が交わされ、各会派に持ち帰ってあらためて話し合うことになった。

 西東京市議会文教厚生委員会(森信一委員長)が6月13日に開かれ、「受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情」をめぐって議論を交わした。東京都が受動喫煙の条例化を2017年に検討するなどの動向に配慮して、「条例による規制のみならず、受動喫煙に対する事業者、住民の啓発に努められたい」との意見を付け、陳情を全会一致で趣旨採択した。

(クリックで拡大)

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 増え続ける認知症の人とその家族を、地域で支える新しい試みが西東京市でも始まる。国の認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)にも取り入れられた地域の居場所づくりだ。高齢の患者らを診てきた地元の医師とともに、地域包括支援センター、社会福祉協議会、市の高齢者支援課、公民館のスタッフ、さらにボランティアらが支援の輪をつくる。名前は「オレンジカフェ保谷駅前」。公民館を会場に毎月1回開催する。第1回は6月16日(木)午後2時から始まる。

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 東久留米市を西から東へと流れる黒目川と落合川。二本の清流で、今年もカルガモたちの子育ての季節が到来している。

 西東京市立上向台小学校の大規模改造事業が、国の交付金不採択によって宙に浮いている。6月9日に開かれた西東京市議会の一般質問で明らかになった。今後、東京都の26市で構成する東京都市教育長会や市長会とともに、採択に向けて国へ働きかけるという。

 西東京市教育委員会は、運動会で実施される組み体操のうち、特に怪我が懸念される「ピラミッド」と「タワー」を「休止」することにした。スポーツ庁の「安全措置」要請や東京都教育委員会の「原則休止」方針を斟酌して決めた。6月8日の西東京市議会第2回定例会で、桐山ひとみ議員(統一会派みらい)の質問に対して、前田哲教育長が明らかにした。

 水の事故を想定して、衣服を着たまま浮いて救助を待つ、着衣泳講習会「着衣泳を学んで水の事故を防ごう」が6月5日、西東京市スポーツセンターで行われた。「浮いて待て!を合言葉に、小学校低学年から70代までの家族など30人が命を守る方法を学んだ。