抗議書を提出する市民団体(柳泉園組合)

抗議書を提出する市民団体ら(柳泉園組合)

 「不燃ごみ」として集めたのに、プラスチック類などを含むその7~8割が長年焼却処分されてきた。これは「ごみ出しのルールを行政自らが破るものだ」-。近隣の市民団体や関係市議らが8月29日(月)、西東京、東久留米、清瀬3市で構成する共同ごみ処理施設「柳泉園組合」(東久留米市下里4丁目)に対し、抗議書を提出した。

 西東京市のひばりが丘北口商店街(岩井計佳代表)が主催する第48回夏祭り納涼盆踊り大会が8月26日(金)と27日(土)の2日間、ひばりが丘4丁目界隈で開かれた。市内小中学校の夏休み最後の週末とあって、浴衣姿の子どもたちや親子連れで賑わった。

柳泉園組合のクリーンポート

柳泉園組合のクリーンポート

 西東京、清瀬、東久留米3市のごみを共同処理する「柳泉園組合」(東久留米市下里4丁目)のごみ焼却施設「クリーンポート」の運営管理を、15年間の長期包括契約で民間に一括委託することが、8月24日(水)に開かれた同組合議会で決まった。委託期間は来年2017年7月から2032年6月まで。経費は総額144億4000万円に上る。この8月中に入札の公告、2017年2月に落札の決定、3月に契約の予定。新設施設で長期包括契約の例はあるが、既存の施設を途中から長期包括契約に変えるケースは東京都で初めてという。

 西東京市は8月22日(月)午後零時20分、東伏見3丁目のマンション全4世帯(5人)に避難勧告を発令した。急傾斜地に面して土砂崩れなどの危険があるため。

 西東京市議会の2016年第3定例会が9月2日から10月4日まで、会期33日間の予定で開かれる。今年度の一般会計補正予算案や昨年2015年度の決算案のほか、コンビニで住民票などを発行する際の手数料を定める条例改正案などが審議される見通し。

田無庁舎中庭の市民広場

市が5階建て仮設庁舎建設を明らかにした田無庁舎の市民広場(中庭)

 西東京市議会の庁舎統合方針検討特別委員会(遠藤源太郎委員長)が8月18日に開かれ、市の庁舎統合方針案で取り壊す予定にしている保谷庁舎の主な機能を、田無庁舎の市民広場(中庭)に仮設庁舎(鉄骨5階建て)を建てて移転、再配置する方針が明らかにされた。9月議会を経て、11月に市民説明会を予定し、年内に統合方針を決めたい、としている。

ひまわり迷路を公開

ひまわり迷路を公開(筆者提供)

 西東京市緑町にある東京大学生態調和農学機構(旧東大農場)に今年もひまわり迷路が完成し、8月16日から一般公開された。昨年は8000人を超える来場者が訪れた人気のイベント。今年の初日は悪天候で昼過ぎに公開を打ち切ったが、親子連れなど約1100人が集まり歓声をあげながら迷路を歩いていた。

 外見リスクマネジメント夏期集中体験講座が東京・銀座で開かれている。7月から8月までの1ヵ月に計5回。8月9日に開かれた第4回のテーマは「公式・謝罪時の服装マナー&姿勢・歩き方・お辞儀」だった。ベーシック&シンプルを基本に、好ましい印象を与える身体の動かし方、シルエットの作り方など、目から鱗のノウハウが盛りだくさんだった。

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 神奈川県の障害者施設が7月末に襲われ、多くの入所者が死傷しました。事件の底にどんな見方、考え方があるのか。都内の追悼集会に参加した西東京市新町の斎藤直美さんが、そこで交わされた意見や議論を聞いて考えをまとめました。(編集部)

水彩画・大谷石造りの蔵 ©大貫伸樹 (禁無断転載 クリックで拡大)

水彩画・大谷石造りの蔵 ©大貫伸樹 (禁無断転載 クリックで拡大)

 石塀などによく見ることが出来る大谷石の名声を決定的にしたのは、大正元年(1912年)に完成した、巨匠フランク・ロイド・ライトの設計による旧帝国ホテルライト館でした。1923年9月1日完成披露宴の当日、披露宴の準備の最中に関東大震災に遭遇しました。しかし、大きな被害を受けず、ほぼ無傷のまま残ったことで、優れた耐火性が実証されたのです。 続きを読む>>

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 西東京市東町1丁目にある文理台公園で、恒例の「東町商栄会夏祭り花火大会」が、8月6日、7日の2日間開かれた。夏の夜空を彩る約1000発の大輪に、延べ2万人以上の人たちが驚きの声を上げた。

柳泉園組合クリーンポート

ごみ焼却施設(右側)と煙突

 西東京、東久留米、清瀬の3市のごみを共同処理する施設「柳泉園組合」(東久留米市下里4丁目)で昨年9月、焼却炉から高濃度の水銀が検出された問題で、外部の専門家らを交えた「水銀混入調査対策委員会」(宮川正孝委員長)の第2回会合が8月1日に開かれた。混入した水銀は約170g以上と推定できたが、原因は不明。煙突から大気中に排出した水銀濃度は最大で0.00236μg/㎥と推定され国の指針値(年平均0.04μg/㎥以下)を下回った、などの結果が報告された。同時に、水銀濃度分析計の測定データが揃っていない状況も明らかになった。

まつりが始まる前に列が…

始まる前に列ができた(クリックで拡大)

 第1回「ルピナスまつり」が7月30日(土)、西東京市の住吉会館「ルピナス」で開かれました。「世代間交流」を掲げた催しに、地域の子どもやお年寄りら約460人が集まりました。武蔵野大学社会福祉学科の山田利子ゼミからも学生が参加。地域の人たちと協力して祭を準備してきました。4年生の清水佳耶さんの報告を掲載します。(編集部)

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 西東京市の中央図書館・田無公民館・市民会館の3館合築複合化計画の再考を求める活動などから生まれた市民や団体の集まり「まちづくりフォーラム」が8月2日、今年1月から5回の集会を重ねてまとめた提言「『住み続けたい!』と思うまち 西東京に」(末尾に全文掲載)を丸山浩一市長に手渡した。

ひばり祭のポスター

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 西武池袋線ひばりヶ丘駅南口で8月3日(水)、第28回ひばり祭が開かれた。1989年(平成元年)から実施されてきたお祭も今年が最後。会場の西友ひばりヶ丘店駐車場には浴衣姿の子どもたちや親子連れが目立ち、夜には勤め帰りと見られるワイシャツ姿の男性の姿も。見納めとなる祭のひとときを楽しんでいた。(写真は、最後となったひばり祭。2016年8月3日)