西東京市は今年7月から10月まで、周辺環境に悪影響を及ぼす空き家がないか市内の住宅全棟の現地調査を実施する。来年2月までに評価分析を終え、特定空き家の利活用を定めた報告書をまとめる。6月5日の西東京市議会で、丸山浩一市長と柴原洋・都市整備部まちづくり担当部長が田代伸之氏(公明)の質問に答えた。

 

合築複合化の敷地とされきた西東京市民会館。左側が公会堂

 西東京市議会第2回定例会が6月2日に始まった。丸山浩一市長は冒頭、この間議論になっていた3館合築問題に関して「市民会館の建て替えに伴う市民会館敷地での合築は行わない」と表明した。2015年初め、老朽化が進む市民会館の敷地に市民会館、田無公民館、中央図書館の3館合築複合化方針が打ち出されてからほぼ2年半。この問題はあらたなスタートラインに立つことになった。

 

消防署による「救出・救助訓練」 冠水した道路上で倒木の下敷きになった車から逃げ遅れた人を救出・救助

 梅雨入りを前に西東京市と西東京消防署は5月28日、関係機関と連携して合同の総合水防訓練を都立東伏見公園で実施した。西東京市消防団、防災市民組織、消防少年団、市民など約300人が参加した。

 

月山と田んぼ(筆者撮影)

 雪の残る月山と鳥海山が見え、水を張った田んぼには小さな苗が植えられている。そんな風光明媚な山形県鶴岡市で、女性たちが自分らしい「ナリワイ」を見つけて活き活きと輝いている。今回は、鶴岡ナリワイプロジェクトを視察するチャンスに恵まれたので、その報告とそこから読み取れることを考えてみたい。 >> 続きを読む