集中豪雨に備え合同総合水防訓練 東伏見公園で西東京市と消防署

投稿者: カテゴリー: 環境・災害 オン 2017年6月1日

 

消防署による「救出・救助訓練」
冠水した道路上で倒木の下敷きになった車から逃げ遅れた人を救出・救助

 梅雨入りを前に西東京市と西東京消防署は5月28日、関係機関と連携して合同の総合水防訓練を都立東伏見公園で実施した。西東京市消防団、防災市民組織、消防少年団、市民など約300人が参加した。

 関東南岸に停滞した梅雨前線と台風の影響で集中豪雨が発生し、多摩北部地域に大雨洪水警報、暴風警報が発令との想定の下、市内を流れる石神井川が氾濫し、マンホールなどから水が溢れて、住宅などで浸水被害を仮定した訓練だった。

 

消防団による「改良型積土のう工法」「都市型地下浸水防水工法」
10mにわたり土のうを何段も積み上げ越水を防止する。ビル地下への浸水を防ぐ

市民による「体験積土のう」
市内の小学生が袋に土砂をいれて土のう作りに挑戦

 

消防少年団による「簡易水防工法」
消防少年団が特設の防火水槽から水を汲み、ペットボトルやビニール袋に入れ、演芸用プランターに並べて建物内への浸水を防ぐ

(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・合同総合水防訓練を行います(西東京市Web

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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