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はなバス利用者増える 2016年度運行実績まとまる

By in 市政・議会, 交通・道路 on 2017年8月3日

乗客を待つ東伏見駅北口行はなバス(ひばりヶ丘駅南口)

 西東京市のコミュニティバス「はなバス」の昨2016年度の運行実績がまとまり、8月2日の同市地域公共交通会議に報告された。年間利用者は約124万2000人となり前年度比約7万8000人増えた。このところの減少傾向から持ち直し2013年度水準に戻した。

 利用のピークは2012年度で約139万人だった。しかし翌13年度に料金改定を実施したことなどの影響で約124万人に減少。14年度は114万人に落ち込んだ。しかし15年度は116万人と微増。16年度は3年前の利用実績に肩を並べた。

 ルート別に見ると、第3ルート(田無駅北口~田無庁舎、向台町、新町など経由~東伏見駅北口)が約31万4000人で最も多かった。次いで第1ルート(保谷駅~下保谷・北町循環)が約29万人、第2ルート(ひばりヶ丘駅~住吉・泉町循環、~東伏見駅北口)約25万1000人と続いた。

 乗車運賃は現在、一般150円、子ども100円などとなっている。しかし運賃収入だけで賄えない不足額は、市がバス事業者に補助金交付している。その額は2011年度の約1億6000万円をピークに減少。15年度は約7700万円になった。しかし昨年度は新車両の購入やバス停新設費用などがかさんで約1億3000万円に上った。

 運賃収入が運行経費に占める割合(収支率)は、昨年度が55.2%、1人当たり公費負担額は104円だった。それ以前の4年間の収支率は60%前後、1人当たり公費負担も60円台だったのに、昨年度は数字が大幅に動いた。

 委員からは「車両購入などの設備償却を単年度の収支にすると、運行実態が見えなくなる」「経費を通常の運行分と車両購入などに分けたらどうか」などの指摘があり、市側から「実績評価の場合は別途、評価指数を検討したい」などの説明があった。

 ルート別では、昨年度の第1ルートの収支率が96.2%。1人当たり公費負担額は5円だった。収支比率が最も低かったのは第4北ルートで33.9%となり、1人当たり公費負担額は247円になった。

 都市計画課の松本貞雄課長は「昨年ルートを見直し、東伏見駅北口~保谷庁舎間の第5ルートを第2ルートに接続してひばりヶ丘駅まで通し、第4ルートは西武新宿線の南北に分けた。これまでルート変更があると翌年の利用者が減る傾向にあったけれども、今回は”ルート見直し効果”で利用者が増加した」と述べた。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・コミュニティバス「はなバス」(西東京市Web


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