アスレチック遊具で子どもたち遊ぶ ひばりが丘さくらの道公園が全面開園
西東京市ひばりが丘3丁目の「ひばりが丘さくらの道公園」が[2017年]8月8日、全面開園した。この日に予定されていた開園記念式典は台風5号による荒天予報で中止となったが、天候が回復した午前10時過ぎには、植栽養生のため立ち入り禁止エリアに張っていたネットを片付け、遊具などで自由に遊べるようになった。
公園の東側には長さ30メートルの足つぼ歩道のほか、背のばし、ストレッチ、ジャンプ、ぶら下がりなど7種類の健康遊具がある。南側にはアスレチック遊具が並び、子どもたちが遊べるウッドクライミングやロープウェイ(通称ターザン)が作られた。
みどり公園課によると、開園を待ちかねてやって来たのは近くの保育園児たち。森下直彦課長は「園児たちを招待していたのに、式典は中止になりました。ネットを取り除いたのを見ていたんですね。一番乗りでした」と言う。
午後は近隣の母親たちが子どもを連れてやって来た。市内緑町、谷戸町、それに東久留米市に住む3人は「子どもたちが皆、幼稚園が一緒」という30代の女性たち。「待ちに待ったオープンです。いつも通りから見ていて、いつ使えるのかと思っていました」「この辺りで子どもが遊べるところが意外にない。ありがたいですね」「ターザンが人気みたい。1基しかないけど、順番待ちが大変だから、もう1基増やしてほしい」などと話していた。
この公園は、ひばりが丘団地に建設中の(仮称)第10中学校(現在のひばりが丘中学校)敷地に沿ってつくられた。コの字型の2600㎡に遊具などのほか、ジンダイアケボノやイチヨウの桜並木、ケヤキやクヌギ、ハンケチの木などが植樹された。
(北嶋孝)
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