北朝鮮のミサイル発射に東久留米市が抗議

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2017年9月15日

 東久留米市(並木克巳市長)は9月15日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の発射した弾道ミサイルが北海道上空を通過、襟裳岬の東方約2200キロの太平洋上に落下したことに抗議し、「この上ない暴挙であり、地域の平和と安全を著しく損なう」として同国国務委員会の金正恩委員長に抗議文を送った。

 抗議文はさらに「(ミサイル発射は)航空機や船舶の安全確保、わが国の国民の生命、身体、財産を直接脅かし、極めて深刻かつ重大な問題のある行為であり、国際連合安全保障理事会決議等に明確に違反する」と指摘。「『東久留米市平和都市宣言』の理念に基づき、貴国が直ちにすべての核兵器及び核・ミサイル開発計画を放棄し、地域の平和と安全を脅かす挑発行為を即時中止することを強く求めるとともに、貴国に対し、厳重に抗議する」と結んでいる。

 東久留米市は1984年に「平和都市」を宣言した。宣言は「核を保有している諸国は、我々の平和を希求する声を無視し、核軍備を進めている。核戦争を回避し、原水爆の恐れのない世界を確立するために、核を『もたず、つくらず、もちこませず』の非核三原則の完全実施を願い、人類永遠の平和樹立の決意を表明する」としている。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・朝鮮民主主義人民共和国の弾道ミサイル発射に対する抗議文を送付(東久留米市
・平和への取り組みについて(東久留米市

 

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