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今年最大の満月を撮る トラブル続きで来月こそ

By in 学ぶ on 2017年12月5日

12月4日午前零時47分撮影。

 2017年12月4日午前零時47分。今年最後で最大の満月だった。晴わたる夜空にカメラを向けて小1時間。慣れないカメラ操作に戸惑いながら、シャッターを押したら写っていた。そんな写真を2,3枚…。

 写真の腕を磨きたいと最近切に思い、本を読んだりカメラに詳しい人に尋ねたりしてみた。分かったことがある。何ごとも同じ。努力なくして進歩なし、失敗をたくさん重ねて少し上達の道が開ける…。上達が保障されるわけではないと、ダメを押さないでほしい。まあ、失敗の数々。その証拠となる写真を並べてみよう。

 オート設定でシャッターを押すだけのカメラ生活が長かった。1年ほど前、写真講座を開いて文字通り目から鱗のレクチャーを受けた。それ以来、構図を考え、絞りや被写界深度に気を配るようになった。貯金を取り崩してカメラを買い換え、ズームレンズも購入した。今度の満月は、揃えた道具の出番だった。

 しかしにわか撮影が順調に進むわけがない。2日夜の試し撮りで、カメラの向きを無理に変えようとしたら、三脚の雲台部分が折れてしまった。文字通り、ポキンと音がした。いけるかも、と増長した鼻が折れてしまったのだ。やんぬるかな。三脚なし。本番に素手で立ち向かうことになった。

 3日午後5時半過ぎ。東の空に現れた月は赤みがかって禍々しい。屋上の手すりにカメラを載せて撮った。しかしマニュアル設定に慣れないためか、焦点ボケばかり続いた。

 

12月3日午後5時32分撮影

 その夜、子どもたちが久しぶりに顔を揃えてアルコールと馬鹿話に花が咲く。あいや、満月を取り逃がしそうではないか。あわてて道具を揃え、屋上に出た。晴れた夜空に星がまぶしい。それ以上に、満月が神々しい。月はすでに天頂に近い。時刻は4日午前零時半を回っていた。それから半刻。あーでもない、こーでもないと設定をいじって、最後はF値8、ISO400、シャッター速度は1/800秒にして撮影した。

 屋上の手すりに背をもたせ掛け、顔面でカメラを支えながらシャッターを押した。レリーズも使えない。三脚なしの無謀な試みだった。その結果、薄暗い、ピンぼけ写真の山が残った。もうひとつ、代償を払った。鼻水とくしゃみが止まらない。散々の夜だった。

 

12月4日午前零時50分撮影

 

 国立天文台のWebサイトによると、天文学上の「満月」は、地球の中心から見て、ちょうど太陽とは反対の方向に来た瞬間の月を指すという。そのときの地球と月の距離(地心距離)は約35万8000キロメートルになる。次の満月は2018年1月2日にやってくる。地球と月の距離は今回より近くなり、35万7000キロメートルだ。

 来年1月2日にまた満月撮影に挑戦してみよう。うまく撮れたら、月に向かってひと声吠えようか。オオカミのように(笑)。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・今年最大の満月(2017年12月)(国立天文台

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