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「ふるさとの新聞元旦号展」 小平市立図書館で開催

By in メディア・報道 on 2018年1月8日

郷土のニュースを届ける地方新聞。1月1日付け紙面がそろった

 全国各地の地方新聞の元旦紙面を手にとって読むことができる「ふるさとの新聞元旦号展」が、小平市中央図書館で開かれている。

 今年で38回目を数える新年恒例の催し。地方の特色あふれる記事が列島各地の今を伝えている。1月11日まで開催し、その後、上宿図書館(13〜17日)、大沼図書館(20〜25日)を巡回する。

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 1月1日付けの地方新聞一面は、地域色に彩られた明るい話題や連載企画の初回、地元にちなむ有名人インタビューなど、各紙とも力を入れた紙面を展開する。全国の地方新聞約60紙に元旦号の寄贈を依頼し、今年は約50紙が集まった。

 東北地方ブロック紙の「河北新報」は、宮城県が今年度、人気アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」とタイアップして、初の通年観光キャンペーンに乗り出すことをグループの写真入りで報じた。

 「山陰中央新報」(本社・松江市)は、鳥取県境港市出身の写真家、植田正治さんの生家に残る未整理ネガ類約10万点の調査・整理を遺族が進めていることを紹介している。

 元旦号では各紙が満を持したスクープを放つことも少なくない。

 北海道新聞は、政府が北海道とロシア・サハリン州の間で地域住民が渡航する際の短期査証(ビザ)を相互に免除する制度の検討に入ったことを明らかにした。

 琉球新報は、米軍基地の騒音軽減措置の指示書を独自に入手。沖縄の嘉手納基地では午後10時から午前6時の飛行を規制する協定を日米両政府が締結しているのに、「指示書では夏場には午前0時までの飛行を認めている場合もあり、『合意破り』を前提とした運用実態が明らかになった」と伝えている。

 中央図書館によると、来館者のアンケートには「故郷の新聞を読むことができて、なつかしかった」「新聞社に感謝の意を伝えてほしい」といったコメントが寄せられ、他の自治体からの問い合わせもあるという。

 

小平市中央図書館で開かれている「ふるさとの新聞元旦号展」

 

 展示コーナーには、地方出版社が発行している郷土色豊かな書籍も展示、貸し出している。どんな本が入っているかわからないまま借りる「本の福袋」企画(1月17日まで)も好評だという。
(片岡義博)

 

【関連リンク】
・第38回 ふるさとの新聞元旦号展のお知らせ(小平市中央図書館

【筆者略歴】
片岡義博(かたおか・よしひろ)
 1962年生まれ。共同通信社記者から2007年フリーに。小平市在住。嘉悦大学非常勤講師(現代社会とメディア)。

 

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