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西武新宿線立体化促進大会 井荻駅~東伏見駅間 早期実現の決議を採択

By in 市政・議会, 交通・道路 on 2018年1月24日

大会で挨拶する前川練馬区長

 練馬区は1月21日、西武新宿線井荻駅~東伏見駅間の鉄道連続立体化の早期実現に向けた「西武新宿線立体化促進大会」を上石神井小学校の体育館で開いた。区、地域住民、区議会で構成される同協議会の他、東京都、西武鉄道、西東京市など隣接沿線区市の関係者など計約250人が参加。早期事業化を要請する大会決議案を読み上げ、会場の拍手で採択された。

 大会冒頭、同立体化を公約の一つに掲げて当選した同協議会会長の前川燿男(あきお)練馬区長が「練馬区は都市化が急激に進み、道路や鉄道などのインフラ整備が遅れてハンデになっていますが、これから事業を進めれば、区はもっと発展します。必ず実現したい」と挨拶した。

 東京都は2004年に策定した「踏切対策基本方針」で、井荻駅~東伏見駅付近の間を鉄道立体化の「検討対象区間」に抽出した。2008年には事業化の可能性について検討する「事業候補区間」として位置付け、2016年、新規に着工を準備する「準備中区間」に選定。施工方法などの検討を進めている。

 この延長約5.1キロメートル区間には19箇所の踏切があり、最大1時間あたり40分以上遮断する「開かずの踏切」は11箇所ある。交通渋滞、踏切事故の危険性、踏切による地域の分断など市民生活に支障を及ぼしている、という。

 同協議会は2015年、鉄道立体化の早期実現、交差する南北道路「外環の2」などの整備に合わせた沿線まちづくりを推進するために結成。都へ早期実現を要請してきた。

 同区ではこれまで、上井草駅、上石神井駅、武蔵関駅の周辺地区住民による各地区のまちづくり協議会が、地域の課題(踏切対策、道路・駅前広場整備など)を解消するまちづくりの方向性をまとめている。区はこれを受け、駅周辺地区ごとの「まちづくり構想」を策定している。

 こうした地域住民との取り組みを盛り込んだ大会決議は、後日、事業者である小池百合子東京都知事宛に提出される。
(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・西武新宿線(井荻駅~東伏見駅付近)の連続立体交差化について(練馬区
・東伏見駅周辺のまちづくり(西東京市Web

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

 

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