西東京市文化芸術振興会、一般社団法人へ 4月末に法人登記
西東京市文化芸術振興会(海老澤敏会長)は4月21日に開いた第10回総会で、これまでの任意団体を解散し、一般社団法人への移行を決定した。すでに定款を定め、4月末に法人登記を終える予定。(写真は、挨拶する海老澤敏会長。来賓として丸山浩一市長(左から3人目)も出席。障害者総合支援センター「フレンドリー」会議室)
文化芸術振興会は2009年「文化芸術を創造し発信するまちづくりをめざして」設立。当初から「適切な時期に一般社団法人をめざす」としてきた。特にこの1年は法人化をめざして定款作りなどの準備を進めてきた。
法人化準備委員の赤澤立三副会長・事務局長は「一般社団法人になっても振興会の基本的な方針は変わりません。法人になれば運営体制も安定し、社会的な信頼も増すと思います。それだけに私たちの活動をさらに前に進めていきたい」と話している。
振興会は市内の主な文化団体や個人が会員。保谷こもれびホールなどの施設と連携し、若手音楽家のコンサートを開くほか、西東京フィルハーモニーオーケストラ、西東京ジュニア・ユースオーケストラやノーザンシックス・ビッグバンド、保谷高校OB吹奏楽団、子どもげきじょう西東京、キッズミュージカルファクトリー、社会貢献ミュージカル振興会など音楽、演劇、ミュージカルなど会員団体の多彩な活動を支援してきた。
最近は市民会館の老朽化に伴う3館合築、庁舎統合問題を契機に、20万人都市にふさわしい1500人規模のホール建設を提言。FM西東京の番組「Art Radio~西東京市文化芸術振興会より~」をスタートし、西田克彦副会長・運営委員長らが聞き手となって、市内の文化関係者の活動を紹介してきた。
(北嶋孝)
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・西東京市文化芸術振興会(facebook)
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本文の「規約」は「定款」でした。確認が不十分でした。お詫びして訂正します。(北嶋)