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西東京市の8会場で住宅デー 東京土建本部ら大型バスで見学

By in 集会・運動, 働く・住む on 2018年6月12日

子ども工作を覗きこむ本部の見学者(下保谷会場)

 東京土建一般労働組合に加盟する西東京を含む各支部が6月3日と10日、41回目の「住宅デー」を開いた。同支部では8つの分会が8会場で開催。先進的な分会と評価される同支部第2分会と第8分会の会場などを同組合本部役員や各分会代表ら35人が大型バスで訪れ視察した。

 住宅デーは、地元の建設職人が地域交流を図り、仕事内容や技能を伝えるイベント。全国規模で実施されている。同組合は昨年に続き、本部が定める住宅デー「5目標達成」を果たした分会の会場を見学した。その取り組みを参考に今後のイベント作りに生かし集客に繋げる。

 5目標は、①分会の住宅デー参加者は分会組織人員の15%以上 ②来場者は参加者数以上。③イベント内での相談目標は1会場ごと5件以上 ④来場者の2%の顧客名簿を作る ⑤会場ごとに5企画以上実施する。

 10日の第1見学会場は、田無町、南町などをエリアとする第2分会が開いた「田無庁舎市民広場」。昨年のイベント来場者は約230人。同分会組合員は約70人。来場者数他全ての項目を達成している。今回はあいにくの悪天候の下、例年の包丁研ぎやまな板削りは好評だったが、子どもたちに人気の地震の揺れを体感できる起震車体験は中止となった。見学者はイベントの雨の日対策などについて分会担当者に話を聞いていた。

 

雨よけテントの中でイベント(市民広場会場)

会場を回る本部見学者

 次に第2会場は、下保谷、栄町などを担当する第8分会が開催した「下保谷森林公園」。昨年の来場者は約2300人。同組合員は155人。雨も小やみになり、阿波おどりの「たなし連」が踊りを披露。見学者は撮影したり、子ども工作の担当者に手作りキットの作り方など質問していた。

 その後、見学者は次の会場、特色的な企画を実践する狛江支部、府中国立支部の見学に向かった。

 西東京支部住宅デーを担当する書記局の山内真実さんによると、西東京支部では会場の都合で見学できなかった第4部会を含め、計3分会が5目標を達成している。これは組織員1700人規模の西東京支部では極めて多い数だという。

 「組合員の妻で構成され来年50周年を迎える『主婦の会』が日頃から活動の協力をしており、当日は物品販売などしています。また、支部では以前から、都心部の住宅デー会場を視察し、短時間で高品質な包丁研ぎができる方法などを学び取り入れてきました。10年前に本部から住宅デーのイベント化が示され、同支部では部会に積極的な呼びかけをしました。組合員の意識の高さが西東京支部の特徴だと思います」と山内さんは話す。

(クリックで拡大)

 西東京支部執行委員長の唐鎌昭二さんは、「地元に根差した職人の技を知ってほしい。そのために仲間の繋がりを大切に組合員を拡大していきます」と語った。

 東京土建一般労働組合常任中央執行委員職域対策部長の芳井武さんは、「一般的に住宅企業の進出で町場では、2代目の継ぎ手が少ないなど厳しい状況です。若手を育成して住宅デーなどで力を貸してもらいたい。西東京支部は住宅デーの企画の種類が豊富でいいと思う」と話していた。
(柿本珠枝)

 

【関連リンク】
・東京土建西東京支部(HP

 

【筆者略歴】
柿本珠枝(かきもと・たまえ)
 旧保谷市で育ち、現在西東京市田無町在住。1998年(株)エフエム西東京開局から携わり、行政や医療番組、防災、選挙特番など担当。地域に根差した記者としても活動している。

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