包丁研ぎやまな板削りが好評 第38回住宅デー
地元の建設職人が地域との交流を深めて、技術や知識を知ってもらおうというイベント「第38回住宅デー」が西東京市内でも6月7日と14日、市内8会場で開かれ、2日間で約2000人の家族連れなどが会場を訪れた。
住宅デーは、全国建設労働組合総連合が音頭をとって実施している。西東京市地区は「東京土建一般労働組合西東京支部」が担当。プロの包丁研ぎやまな板削りが好評のイベントで、会場では、合計約600本の包丁と約80枚のまな板が持ち込まれ、職人の技が披露された。記者も包丁を持参し研いでもらうと、シャープな切れ味が蘇った。
この他にも、住宅相談や、住宅リフォームの助成など身近に活用できる制度の情報提供などがあった。また、地域の大工や左官さんなど建設関連の職人が、飾り棚などの工作や塗装実技の指導を行い、子どもたちは慣れない手つきで一生懸命作業していた。今年は親子で楽しめる企画にも力を入れており、ベーゴマ、メンコで遊ぶ昭和の遊び体験なども行われた。
東京土建一般労働組合西東京支部書記の石島淳さんは「今年は特に子どもの参加が多く大盛況だった。今後も市民の方たちに身近な技術を知ってもらえるよう努めていきたい」と笑顔を見せた。
(柿本珠枝)
【関連情報】
・住宅デー西東京市 会場一覧(東京土建)
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