地元の農産物・加工品が好評 「めぐみちゃんメニュー プチマルシェ」
「市民と農家の宝もの けやきの里のめぐみです」-こう染め抜いた緑の幟がはためく。色とりどりの地元野菜が積み上げられ、飲食店が加工した食品も店名入りで並ぶ-。西武新宿線田無駅北口のペデストリアンデッキ(歩行者連絡回廊)で[2015年]6月24日(水)午前11時に始まった第1回「めぐみちゃんメニュー プチマルシェ(小市場)」の即売会は詰めかけた買い物客で大賑わい。用意した品々は1時間半後に売り切れとなった。
「めぐみちゃんメニュー」事業は地元の農産物に、地域の飲食店などが一手間かけてメニュー化し、農家とお店がともに活性化できるよう西東京市が2年前から始めた。この日は11軒の農家が提供したトマトやホウレン草、キュウリやトウモロコシなどがテーブルに山盛り。6店が出した加工パンやピクルス、かりんとうなども並んだ。この事業の委託を受けている株式会社マインドシェアの園本健司さんは、売り場に立つほか、めぐみちゃんメニューのチラシを通行客に配っていた。「売り上げが目的ではなく、こういう小さな即売会を多く開いて、めぐみちゃんメニューをPRしていきたい」と言う。
同市生活文化スポーツ部産業振興課の阿部俊昭主幹は「昨年度は大きめの即売会『マルシェ』を開いて好評でした。今年度はプチマルシェなど年4回ほど即売会を開く予定です。即売会を通じて、めぐみちゃんメニューを市民の方々に知ってもらい、おおいに利用してもらいたい」と話していた。
次回のプチマルシェは7月28日(火)、西武池袋線保谷駅ペデストリアンデッキで開催予定。
(北嶋孝)
【関連情報】
・たっぷり畑の恵み~西東京市 農のあるまち サイト(西東京市)
Latest posts by 北嶋孝 (see all)
- 情報欄も4月以降の更新停止 - 2024年3月24日
- 『北多摩戦後クロニクル』3月19日発売 「ひばりタイムス」連載記事を書籍化 - 2024年3月8日
- 東京新聞が「ひばりタイムスの10年」紹介 メディアに掲載されたひばりタイムスの活動は… - 2024年2月27日
(Visited 946 times, 1 visits today)