雨水対策工事契約締結を可決 6月議会始まる
西東京市議会(稲垣裕二議長)の第2回定例会(6月議会)が6月3日に始まった。初日の本会議は6月20日まで会期18日間を決め、教員のたばこの火の不始末で起きた保谷中学校のぼや(小火)に関して前田哲教育長から報告を受けた。
そのあと上程議案の審査に入り、保谷町5丁目の雨水対策工事請負契約の締結に関する議案を全会一致で可決。多子世帯やひとり親世帯などの負担軽減を定めた国の制度改正に伴う児童保育費用徴収条例改正案を文教厚生委員会へ、市道5路線の認定に関する議案は建設環境委員会にそれぞれ付託。「住民の健康増進と2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて『自動喫煙防止条例』の早期制定を求める陳情」も文教厚生委員会に付託して、昼前に散会した。
週明けの6日(月)から9日(木)まで一般質問の予定。
市側の説明によると、保谷町5丁目の雨水対策工事は、約200mにわたり市道に内径1mの鉄筋コンクリート管を敷設。時間雨量50ミリに対応できるようにして、溢水の解消を図る。工事期間は2017年2月末まで。
工事対象の市道は幅4m~4.5mと狭い。通行止め期間、迂回路、工事車両の搬入、搬出経路などは今後業者と協議して決め、近隣住民には戸別訪問して説明するという。
競争入札には10社が参加した結果、入江土木東京支店(町田市小山町)が1億4904万円で落札した。予定価格は1億9076万円。最低制限価格を超え、落札率は78.13%だった。
(北嶋孝)
【関連リンク】
・定例会の日程・案件一覧(西東京市Web)
・本会議の質問項目(西東京市Web)
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