ひばりヶ丘駅南口広場はこう変わる 夜間工事で2018年2月末まで完成

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙暮らし オン 2016年9月3日
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南口広場上方(東側)の横断歩道は廃止、中央の樹木も撤去。手前(西側)左の横断歩道は歩行者専用に。右の横断歩道が残る(2016年9月2日、パルコから撮影)

 西武池袋線ひばりヶ丘駅南口広場の改良工事契約が、9月2日の西東京市議会本会議で全会一致で同意された。計画ではロータリー中央の横断歩道などを廃止。はなバス乗降場を西側(パルコ側)に移転し、道路幅を広げた東側のパチンコ店前にハンカチの木やベンチを配置する。完成予定は1年半後の2018年2月末。人と車が行き交い、危険を指摘された駅前広場の改善が期待されている。

 南口広場の整備計画では、ロータリー中央の樹木を撤去し、横断歩道2箇所を廃止。西側交番前の横断歩道も専用歩道に変更する。中央部は路線バスやタクシーのプールエリアになる。降車専用バースも2箇所、福祉車両優先バースも設ける。はなバス専用乗降場は最終的に西側に設けることになった。

 

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広場改良工事計画平面図(クリックで拡大)

 

 広場改修工事は8月、菊池建設(菊池俊一社長、西東京市谷戸町3丁目)と2億1168万円で契約した。都市整備部の説明によると、工事は終バス後の午前1時過ぎから始発前の午前5時ごろまでの夜間時間帯に、エリアを区切って実施するという。

 整備後の広場で、危惧されたのが西側横断歩道だった。田無駅方面から2本の道路を通って車が入り、駅西側の踏切から来た車も左折してロータリーに抜ける。議員からは、バスを降りた人たちもこの横断歩道に集中するので危険ではないかとの指摘があった。これに対して都市整備部の湊宏志部長は「車のために、ロータリーへの入り方などが分かる看板の設置を検討する。横断歩道には交通誘導員を配置して安全を期したい」と説明した。
(北嶋孝)

中央部の横断歩道はなくなる。2015年6月8日撮影

廃止される中央部の横断歩道(2015年6月8日撮影)

 

【関連リンク】
・主要な道路整備事業について(ひばりヶ丘駅南口駅前広場バリアフリー化事業)(西東京市Web

 

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