神輿が街を練り歩く 田無神社の例大祭

投稿者: カテゴリー: 暮らし文化 オン 2016年10月10日
ヨイヨイ、ヨヤサッ。神社前は、担ぎ手と市民らが一体となった。

神輿の担ぎ手と市民らが神社前で一体となった(2016年10月9日午後4時ごろ)

 西東京市の田無神社例大祭が、10月8日と9日の2日間、雨上がりの天候の下で行われた。8日は2年ぶりに復活した万燈神輿が、9日は本社神輿が街を練り歩いた。参道には出店が並び、舞殿ではカラオケ大会の歌声や和太鼓が響く。境内は終日、家族連れなど参詣する人たちで賑わった。

 例大祭は、一年のうちで最も大切な神社の祭祀。本宮の9日は午前11時過ぎに本社神輿が神社を出発。それまで降っていた雨も上がり、大太鼓を曳く列に幼稚園や小学生らも加わった。それからほぼ5時間。神社氏子や商店街の男女が交互に神輿を担ぎ、休憩を取りながら目抜き通りを回った。午後4時過ぎに神社に戻り、神輿遷幸祭が行われた。

 

巡行の先頭は天狗の面を付けた猿田彦。賀陽智則宮司、巫女らが後に続く。

巡行の先頭は天狗の面を付けた猿田彦。賀陽智之宮司、巫女らが後に続く。

大太鼓の曳き手に子どもの姿も。

大太鼓の曳き手に子どもの姿も。

本殿前に還ってきた神輿を紙吹雪が迎えた(禁無断転載)

本殿前に還ってきた神輿を、紙吹雪が出迎えた(禁無断転載)

 

 境内の舞殿では福島県立好間高校のフラダンスや保谷和太鼓が奉納された。「津軽海峡冬景色」や「赤いスイートピー」などを歌った特別出演の米国人歌手ダイアナ・ガーネットさんの舞台も拍手を浴びた。

 8日の宵宮は夕方6時過ぎから、弓張り提灯を4面に掲げた万燈神輿が田無駅北口のアスタビル前を出発。ビルを半周して7時前には田無神社に入った。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・田無神社>> http://tanashijinja.or.jp

 

 

北嶋孝
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