職員賞与は0.1月分アップ 西東京市議会臨時会で補正予算可決

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2016年12月1日
提案理由を説明する丸山浩一市長(西東京市議会)

提案理由を説明する丸山浩一市長(西東京市議会)

 西東京市職員の特別給(賞与)を0.1月分アップする一般会計補正予算案と関連の給与条例改正案が11月30日の西東京市議会第1回臨時会で審議され、採決の結果全会一致で可決された。東京都人事委員会勧告を踏まえた改定で、補正額は2700万円、一般会計予算総額は約716億7400万円となった。

 西東京市には多摩地域の他の自治体と同じく人事委員会はなく、東京都人事委員会の勧告を踏まえて給与改定などを実施してきた。10月18日発表の都人事委勧告は、月給の公民較差は81円、0.02%ときわめて低いため改定を見送り、特別給(賞与)は0.1月分引き上げて勤勉手当に配分する、との内容だった。

 市側の説明によると、西東京市は都勧告を踏まえて月給は据え置き、期末・勤勉手当を0.1月分引き上げて年間4.4月の支給となる。実施は今年12月から。

 職員課によると、支給対象は正規雇用の職員970人。嘱託やアルバイト・パートなど非正規職員約1200人(4月1日現在)は対象外となる。12月期の職員平均支給額などは確認できなかった。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・平成28年 職員の給与に関する報告と勧告(東京都人事委員会
・市職員の給与などをお知らせします(広報西東京 平成28年12月1日号第5面

 

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