15周年記念議場コンサート開く チェリストの矢口里菜子さんら演奏
西東京市議会15周年記念議場コンサートが12月4日(日)に開かれ、同市出身の新進チェリスト矢口里菜子さんとピアニストの田口翔 さんがエルガー、サン=サーンス、バッハらの曲を取り上げた。演奏は午前と午後の2回。各回とも一般公募で参加した約100人の市民が、議場に響く弦とピアノの豊かな調べに耳を傾けた。(写真は、演奏曲目を紹介する矢口里菜子さん)
演奏に先立って西東京市議会の稲垣裕二議長が挨拶。「開かれた議会を市民のみなさまにより身近に感じていただきたいと思って議場コンサートを開催してきました。今回は5回目ですが、日曜日に開くのは初めてです。このコンサートはインターネット中継で世界に生中継され、録画でもお楽しみいただけます。これを機会にまた議場に足を運んでいただけたら幸いです」と述べた。
2人の演奏は、よく知られたエルガー「愛のあいさつ」とサン=サーンス「白鳥」に始まり、メンデルスゾーンの「チェロ・ソナタ 第2番」の「 第1楽章」まで全7曲。アンコールではラフマニノフの「ボカリーズ」が演奏され、議場は大きな拍手に包まれた。
チェリストの矢口さんは西東京市出身。5歳からチェロを始め、東京藝大附属音楽高校、同大学を経てドレスデン音楽大学に留学。2012年第10回ビバホールチェロコンクール 第1位。その後ライプツィヒ弦楽四重奏団と共演するなど、ソリスト・室内楽奏者として活動している。
(北嶋孝)(写真は筆者撮影)
【関連リンク】
・西東京市議会15周年記念 「議場コンサート」開催(西東京市Web)
・議場コンサート(西東京市Web)
・Rinako’s blog(矢口里菜子 Official Blog)
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