スギなど花粉情報の提供始まる 「とうきょう花粉ネット」と「はなこさん」

投稿者: カテゴリー: 健康・福祉環境・災害 オン 2017年2月1日

スギ花粉にそろそろご用心(「写真AC」サイト提供)

 毎年春先に多くの人びとを悩ますスギやヒノキの花粉。全国をカバーする環境省花粉観測システム(愛称「はなこさん」)と東京都の「とうきょう花粉ネット」が歩調を揃え、花粉情報の提供を2月1日から始めた。特にとうきょう花粉ネットは都内12箇所の測定地に小平市(多摩小平保健所)が含まれ、詳しい花粉情報が入手出来る。

とうきょう花粉ネットのトップページ(クリックで拡大)

 東京都健康安全センターの発表によると、とうきょう花粉ネットは、48時間先までの花粉予報を掲載するほか、自動測定機で計測したスギ、ヒノキの花粉数を1時間単位で表示する。

 花粉が飛び始めるのは小平、府中、立川などが2月10日から。杉並、千代田区などは9日から、大田区は8日からと同ネットは予測している。

 同センター健康危機管理情報課によると、花粉が1日1平方センチメートル当たり30個以上になると飛散花粉数が「多い」日となる。「ピークの予測はしていないが、例年3月ごろに花粉が多くなる」という。

 メール配信は1日最大4件まで。希望の2地点の花粉予報を携帯電話へ配信する。朝(6時~8時)、昼(11時~13時)、夕(17時~19時)、夜(23時~翌日1時)を予定し、各時間帯1万件になり次第募集を締め切る。詳細と申し込みは次のページで。
>> http://pollen.tokyo-kafun.jp/kafun/index.php?action=MailSendInfo

「はなこさん」のトップページ(クリックで拡大)

 全国情報は、環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)で見ることが出来る。西日本や関東地方は1日から情報を掲載しているが、東北地域は2月中旬から、北海道地域は3月から提供の予定。

 暖かい日が続くと、鼻がぐずつく時はないだろうか。備えあれば憂いなし。そろそろ準備が必要になるかもしれない。
(北嶋孝)

 

 

 

 

【関連リンク】
・とうきょう花粉ネット(東京都健康安全研究センター
・東京都の花粉情報(東京都健康安全研究センター
・環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)の稼働について(環境省

 

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