新議長に小幡勝己氏、副議長に保谷清子氏 西東京市議会第1回臨時会3日目
西東京市議会の第1回臨時会は3日目の2月15日午後1時に開会して直ちに新議長選出の選挙に入り、公明党の小幡勝己氏が自民党の田中慶明氏をおさえて第11代議長に当選した。投票総数28票のうち、小幡氏17票、田中氏11票だった。
挨拶に立った小幡新議長は「身の引き締まる思いです。公平公正な議会運営に努めたい」と挨拶した。公明党の市議会議長は西東京市になってから3人目となる。
複数の関係者の話によると、議長ポストをめぐって13日午後から自民党と公明党の話し合いが続いた。結局折り合いが付かず、各議員は候補者を周知のうえで無記名投票した。しかし議場では、立候補者名も立候補理由の説明もなかった。
新議長誕生後に小峰和美副議長が辞職願を提出。午後3時過ぎに再開された本会議で、議長の指名推薦によって共産党の保谷清子氏が副議長に当選した。指名推選は、議員に異議のない場合、投票に代わって指名者を当選者とする方法。地方自治法第118条2項、3項の規定による。挨拶で保谷氏は「議会制民主主義を守り続けてきた西東京市議会に誇りを持ち、議長を補佐し、公平公正な議会運営に全力を尽くしたい」と述べた。
副議長選出後、臨時会の会期をさらに1日延長し、16日も開催することになった。常任委員会、議会運営委員会などの委員と委員長が決まる見通し。
(北嶋孝)
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遅れましたが、議長選出の際、議場で立候補者や立候補理由の説明がなかったことを追加しました。(北嶋)