11月11、12日開催の西東京市民まつりに向け、実行委員会(岡田勇実行委員長)が実施したクラウドファンディングが4日締め切りとなり、目標額の50万円を超える63万円6000円の支援が集まった。

 11月3日(文化の日)に下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)にて、西東京市教育委員会社会教育課、下保谷の自然と文化を記録する会と高橋家屋敷林保存会が主催した「東京文化財ウイーク2023 第14回 屋敷林企画 保谷のアイ」が開催されました。11月にしては季節外れの暑さの下で、10時の開門時には列をなし、最終的にカウントされた入場者数は435人。多彩な催し物を家族、友人らと共に楽しんでいました。

 2007(平成19)年10月、旧石川島播磨重工業(現IHI、本社・東京都江東区豊洲)は西東京市向台町の田無工場を閉鎖した。戦後50年間にわたり戦闘機や民間機などの航空ジェットエンジンの開発・製造を担う一大拠点だった。東京ドーム2個分ほどの広大な工場跡地には大規模な商業施設やマンション、病院などが建設され、市民生活の場として活用されている。

 ひばりが丘パークヒルズ(ひばりが丘団地)でフユザクラ(冬桜)が咲いていた。場所は、東久留米市南部地域センター東側沿いの歩道で、木は5本ある。

 2003(平成15)年、武蔵野の台地を流れる玉川上水が国の史跡に指定された。江戸初期から人々に飲み水を届けるとともに武蔵野の開発を促した玉川上水は戦後、空堀や道路、暗渠になるなど時代の変化に合わせてその姿を変えてきた。近年は人々に憩いを与える自然環境の保全、江戸と東京の発展を支えた歴史文化資産としての整備が進むとともに、豊かな水流復活に向けた活動が熱を帯びている。

「川岸《かわぎし》遺跡」というのは、東久留米市の旧石器時代、縄文時代、江戸時代にまたがる重層遺跡である。落合川が黒目川に合流する地点のすぐ右側に位置する。ヤオコー新座栗原店の真裏にあたり、落合川を挟んだ対岸には東久留米のスポーツセンターがある。

 2002年7月、早稲田大学ラグビー蹴球部が西東京市から杉並区上井草に移転、74年間にわたる「東伏見」での歴史に幕を閉じた。同ラグビー部は1918(大正7)年創設、幾多の名選手を生み、大学日本一16回、社会人を含めた日本選手権でも4回優勝するなど大学ラグビー・ナンバーワンの戦績を誇る。ラグビーのほかにもサッカー、野球、馬術などさまざまな施設を持っていた早大東伏見キャンパスは今も学生スポーツの聖地として活気を維持し、周辺の住民にとっても憩いと交流の場になっている。

 小平市小川町の社会福祉法人「ときわ会」(遠山陽子理事長)が運営する障害者福祉施設で一部の利用者が職員から身体的・心理的な虐待を受けていたことが明らかになり、小平市と同法人は10月17日、虐待の概要などを公式ホームページ上で公表した。小平市は市議会の求めに応じて10月23日の全員協議会で議員に詳細を説明する。

浅野髙司さん

浅野髙司さん(家族提供)

 旧保谷市時代から長らく市議会議員を続け、保谷市と西東京市の議会議長も務めた浅野髙司さんが10月13日、うっ血性心不全のため西東京市東町3-11-22の自宅で死去した。78歳。東京都練馬区出身。告別式は19日午前10時から練馬区南大泉5-7-20、妙福寺本應院で。喪主は長男徳宏(のりひろ)さん。

 西東京市の田無神社例大祭が10月14、15日に行われた。本社神輿などが街中を練り歩くのは5年ぶり、令和で初となり、神輿の担ぎ手ら参加者は興奮と歓喜に包まれた。

 2001年1月21日、田無市と保谷市が合併して西東京市が発足した。両自治体の合併構想は明治時代にまでさかのぼり、近隣の自治体を巻き込みながら協議と決裂を繰り返す紆余曲折を経てきた。100年越しの合併は「21世紀最初の新設市」「市民参加の都市型合併」として全国の注目を集めたが、市を二分する市長選が繰り広げられるなど波乱含みのスタートだった。

 学校給食費の無償化を求める5158人分の署名簿が10月8日、西東京市内で活動してきた市民団体のメンバーから池澤隆史市長に手渡された。活動は10月いっぱい続き、署名はまだ増える見込みという。(写真は、署名簿を渡した市民の会メンバー。中央が池澤市長、右隣が松澤代表=市長応接室。学校給食費無償化を求める西東京市民の会提供)

 西東京市東伏見にある国史跡の下野谷(したのや)遺跡整備地で10月8日、「縄文の森の秋まつり」が開催された。市民に公募していた同整備地の愛称が「したのや縄文の里」に決まり、発表もされた。秋晴れの下、過去最高となる約1300人の市民らが駆け付け、復元された竪穴式住居を体感するなど、さまざまな縄文体験を楽しんだ。

 1998(平成10)年1月、コミュニティーラジオ局「エフエム西東京」(FM西東京)が田無市(現西東京市)で開局した。四半世紀の間、ボランティア・スタッフたちに支えられながら災害・防災情報をはじめ西東京市を中心とする地元情報を発信するとともに、地域の人と人をつなげる役割を果たしてきた。2018年には「FMひがしくるめ」(現TOKYO854 くるめラ)が開局し、北多摩エリアの情報ネットワークは一気に広がった。

 エフエム西東京(FM西東京)が昨年12月の西東京市議選で立候補者の「政見動画」をYouTubeで配信した取り組みが10月6日、政策本位の政治を目指す活動に与えられる「第18回マニフェスト大賞」の優秀賞に選ばれた。