1960(昭和35)年9月6日、当時の皇太子夫妻が「ひばりが丘団地」を視察に訪れた。これはこの地域にとっても、日本の戦後史においても象徴的な出来事だった。「ひばりが丘」の名を知らない人にこの地を説明するとき、「いまの上皇が皇太子時代、美智子さんと訪問した団地があったでしょ、その団地があるところです」と言うと、ある年齢以上の人なら、だいたい「ああ、あそこ」ということになる。それくらいのインパクトがあったということだ。

 原武史著『レッドアローとスターハウス もうひとつの戦後思想史』(新潮社)の〝主役〟は「ひばりが丘」である、といいたい。16本ある章題のうち6箇所も「ひばりが丘」(1箇所は駅名の「ひばりヶ丘」だが)が出てくる。かつて、こんなボリュームで「ひばりが丘」を取り上げた本は、たぶんなかった。(写真は「ひばりヶ丘パークヒルズ管理サービス事務所」として残されたひばりが丘団地の「スターハウス」)

 寒さが厳しくなった1月6日、東京地方に雪が降り積もった。西武池袋線ひばりヶ丘駅周辺も夕方にはうっすら雪化粧。雨傘に雪が張り付き、道行く人は足許を確かめながら歩いていた。(写真は、雪が降り積むひばりヶ丘駅北口。6日午後5時17分)

 震度4の揺れが10月7日夜にあった西東京市内。西武各線は平常運転で、市にも大きな被害報告はなかった。(西武線が振り替え輸送を実施していると伝える電光掲示板。ひばりヶ丘駅)

 西武池袋線ひばりヶ丘駅の駅ナカ商業施設「エミオひばりヶ丘」が7月27日午前10時にオープンすることになった。スーパー「成城石井」やコーヒー店「スターバックス」など13店舗が足並みを揃え、個室3室を含む「待ち合わせスペース」を施設中央に設けるなど「マチナカリビング」をコンセプトに掲げてリニューアルした。(写真は、開店間近の「エミオひばりヶ丘」)

 西武池袋線ひばりヶ丘駅構内の商業施設「エミオひばりヶ丘」が今夏オープンすることになった。スーパー「成城石井」やコーヒーチェーン店「スターバックス」など出店する13店舗も発表。施設の中心に新設する「レスティングスペース」はパソコン作業も出来る個室ブースを備え「寛げる空間」を目指すという。(写真は、駅構内の壁に今夏オープン予定をお知らせ)

リニューアルしたトモニー(10月28日午前7時53分)

 西武池袋線ひばりヶ丘駅の駅ナカ・コンビニ「トモニーひばりヶ丘駅店」が10月28日午前6時30分、リニューアルオープンした。店舗面積は4.5倍も広くなったうえ取扱商品の種類も増え、店内は多くの客で賑わった。

シャッターが閉まったままの従来の出入り口(8月4日午後6時30分)

 西武線池袋線ひばりヶ丘駅の新しいエスカレーターが、9月末から使用開始となる。当初は8月末で更新工事が終わる予定だったが、新型コロナウィルス感染症の影響で作業人員を調整、工事内容が見直されため、工事に遅れが出た。

店の前で。店主の草間さん

 西武池袋線ひばりヶ丘駅北口の一番通り(オリンピック通り)は、昔ながらの店が軒を連ねるにぎやかな通りだ。その奥に、ライトブルーのしゃれた建物がある。「サスティナブルカフェ&サロン HALUM(ハル)」だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で休んでいたが、緊急事態宣言解除後は6月5日から再開し、当面、木・金・土曜日の週3回開店して地球や暮らしの在り方を考える映画会やお話し会などの企画をすすめていく。

いなげや経営のスーパー市内3店に透明シート(ブルーミングブルーミーひばりが丘PARCO店)

 緊急事態宣言が発令され、西東京市のひばりヶ丘駅周辺も臨時休業やテイクアウト(持ち帰り)の張り紙が目立つ。しかし営業している店でマスク姿は当たり前。目立ったのは、レジや窓口に現れた透明な間仕切りだった。

ひばりヶ丘駅の仮南口(4月6日午後3時22分)

 西武池袋線ひばりヶ丘駅南口のエスカレーター更新工事が始まり、6日正午からエスカレーターと階段が閉鎖になった。このため仮の出入り口が、改修中の駅舎西側に設置され、乗降客は新しい仮階段と通路を使い始めた。工事は8月末がめど。

改札を通りホームに向かう人々(1月6日午前8時8分ごろ)

 最低気温が5度を下回る寒い朝となった1月6日、西武池袋線ひばりヶ丘駅には久しぶりに通勤風景が戻った。年末年始の休みが明けて、自動券売機前には定期券を求める長い列、プラットホームは乗客で混み合った。冬休みが終わり学生らが通うようになると本格的なラッシュアワーの時期を迎える。マフラー、手袋を身につけた人たちが目立った「小寒」の朝だ。 (梶山るみ)(写真は筆者撮影)

ガラス窓が多く、落ち着いた外観のフレスポひばりが丘(2019年10月15日)

 西東京市谷戸町2丁目の谷戸新道沿いに、新しい商業施設「フレスポひばりが丘」が10月25日オープンする。西武池袋線ひばりヶ丘駅から徒歩約10分。新住民が増えたひばりが丘団地からも近い。「暮らしに便利、地域密着」を目指す同店はいま開店準備で忙しい。

西東京市在住の切り絵作家小出蒐さんの作品が入口に

 開店25周年を迎えたひばりが丘PARCO(草刈洋店長)主催の「ひばり文化祭」が10月19日スタートした。店内に入ると、切り絵で描かれた「ひばりが丘パルコ」の作品がお出迎え。開店当時のテレビCMや近辺の懐かしい写真、参加型年表などのメーン企画が来客の足を止めていた。地域と店の歩みを重ね合わせるイベントとセールが11月4日まで続く。

開店前に長い列ができた

 食品スーパーマーケット「ブルーミングブルーミーひばりが丘パルコ店」が6月29日、オープンした。午前10時の開店とともに、長い列を作っていた人たちが真新しい店内に入った。特売品コーナーは買い物客でごった返した。