中学生が、大人たちのさまざまな職業や仕事体験の話に耳を傾ける-。地域住民の「学校応援団」が「育成会」と協力し、生徒たちの未来の職業探しを手助しようと企画した「仕事についてのお話を聞く会」が開かれました。この企画実現に動いた西東京市立田無第三中学校の「三中応援団」責任者の本田雄三さんに、当日の模様や実現までの経緯をまとめてもらいました。(編集部)(写真は、西東京市立田無第三中学校)

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ブックカフェで飲み物と読書を楽しむ生徒たち(青嵐ブックカフェ提供)

 西東京市の放課後カフェは、中学生の放課後の居場所づくりを目的とし2015年から始まった。地域の大人が中心となり市内公立中学校の校内で開催。いまでは市立中学全9校中7校でカフェが開かれている。生徒は無料で提供される紅茶やコーヒーを飲みながら、ゲームで遊んだり、おしゃべりしたりして自由に過ごす。こうしてカフェは、生徒同士だけでなく、生徒と大人も緩く交わる場になってきた。

田無第三中学校の北側万年塀。やや傾いている(2018年7月6日午後1時50分撮影)

 西東京市は7月5日、大阪北部地震のブロック塀倒壊事故を受け市内の学校など公共施設のブロック塀などを緊急点検した結果を発表した。建築基準法施行令に適合していなかったり破損していたりした塀は32施設42箇所あり、このうち緊急対応が必要なのは田無第三中学校や中原小学校など5施設7箇所に上った。市は施工の詳細調査を進め、撤去なども含めて早急に工事に取り掛かるという。