西東京市議会第2回定例会が6月3日から21日までの会期19日間の日程で開かれる。コロナ禍の影響を受けるひとり親など子育て世帯への生活支援特別給付金を盛り込んだ一般会計補正予算案(第3号)や生活困窮者自立支援金、学校給食の食材費補助などを計上した同(第4号)などが提案、審議される。(写真は西東京市議会本会議場)

この間のコロナ対策を報告するする丸山浩一市長

 西東京市議会第2回定例会が開かれた6月5日、議案の説明に先立って丸山浩一市長は、この間の新型コロナウイルス感染症対策と今後の対応について報告した。医療、福祉、介護、保育、教育の関係者をはじめ、外出自粛に影響された市民や商店、事業主らの努力に感謝したうえで、「第2波、第3波の感染流行に備え、組織を挙げて20万市民のいのちと健康を守る覚悟です」と述べた。

一般会計補正予算案(第4号)などを説明する丸山浩一市長

 西東京市議会(田中慶明議長)第2回定例会が6月5日に開かれ、保谷庁舎解体工事の延期など総額約6億6500万円を減額する市の一般会計補正予算案(第4号)など予算2件、条例改正3件、市道路線の認定8件の議案が提出された。8日から一般質問。12日から公民館や図書館の共用トイレの障害者用への改修などを求める陳情とともに、各委員会で審議されることになった。

西東京市議会の本会議場

 西東京市議会(田中慶明議長)は6月3日から開く第2回定例会で、3月から続けていた傍聴自粛要請を解き、コロナ対策への協力をお願いした上で、市民らの傍聴を再開することにした。2日に開いた議会運営委員会(保谷七緒美委員長)で決まった。

本会議で予算特別委員会の審査を報告する藤田美智子委員長

 西東京市議会(田中慶明議長)第2回定例会は会期最終日の6月25日、2つの補正予算案をともに全会一致で可決したほか、同性パートナーシップの公的承認の陳情を全会一致で採択した。都有地での農薬使用を市の取り組みに準拠するよう求める請願は賛成少数で不採択となり、建設環境委員会での採択が本会議で覆った。

 開会中の西東京市議会第2回定例会に6月13日、今年10月の消費税率引き上げ時の幼児教育・保育無償化に伴って約3億円を追加し、一般会計予算の総額を721億831万円とする補正予算案と、関連する市児童保育費用徴収条例の改正案が追加提出された。それぞれ予算特別委員会と文教厚生委員会に付託された。

第2回定例会始まる

 西東京市議会(田中慶明議長)の第2回定例会が6月7日始まった。未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付事業費など1億687万円を追加し、総額718億831万円とする一般会計補正予算案など19議案が提出され、丸山浩一市長が提案理由を説明した。このうち専決処分の条例改正2議案を全会一致で承認、泉小跡地公園工事請負契約の締結に関する議案は同意した。ほかは各委員会に付託された。請願2件、陳情7件も委員会で審議される。

 西東京市議会の第2回定例会(6月議会)が6月1日から始まった。国の法律改正に伴う市民税条例、都市計画税条例の一部改正の専決処分を承認。防災センター・保谷保健福祉総合センターの空調設備改修工事の請負契約について同意した。このあと国の法律改正に伴う条例改正や、市道路線の認定に関する議案など9件が提案され、各常任委員会に付託された。会期は15日までの15日間。