政府の衆議院議員選挙区画定審議会(会長・川人貞史帝京大教授)は6月16日、小選挙区数を「10増、10減」し、「1票の格差」を2倍未満に抑える新しい区割り案を岸田文雄首相に勧告した。この区割り案によると、西東京市は府中市に代わり、武蔵野市、小金井市とともに新東京18区となる。19区の小平市、国分寺市は国立市を加え新19区に変わる。東京都全体では現行の25区が30区に増える。

 衆院議員選挙の投票が10月31日午前7時から始まった。東京第19区の西東京市の投票率は午後2時現在、23.24%となり、2017年10月の前回より2ポイント高くなった。(写真は、列が出来たひばりが丘公民館・第24投票区)

 10月31日投開票の衆院選の選挙公報が10月21日までに東京都選挙管理委員会の特設サイトに公開された。東京都第19区(西東京市、小平市、国分寺市)に立候補した3人の政見と経歴がPDFと音声データで掲載されている。ほかに比例区の各政党の選挙公報、最高裁判所裁判官国民審査の審査公報も掲載された。それぞれ投票日の2日前まで各世帯に配布される。

 衆議院議員選挙が10月19日公示され、東京都第19区(西東京市・小平市・国分寺市、定数1人)は締め切りの午後5時までに、末松義規(よしのり)氏(64)(立憲民主、前)、松本洋平氏(48)(自民、前)、山崎英昭氏(48)(維新、新)の3人が立候補した(届出順)。投開票日は10月31日。

 第48回衆院選が10月22日に投開票され、東京19区は自民党の松本洋平氏(44)が9万6,229票を獲得して4回目の当選を果たした。次点の立憲民主党、末松義規氏(60)は9万0,540票となり比例区で復活当選した。

 第48回衆議院議員選挙は10月10日に公示され、東京19区では同日午後5時の締め切りまでに4人の候補者が届け出た。投開票は10月22日。  西東京市選挙管理委員会によると、届け出たのは佐々木里加氏(希望)、杉下茂雄氏(共産)、松本洋平氏(自民)、末松義規氏(立憲民主)の4人(受付順)。改憲や安保法制に反対の市民団体らが求めていた末松氏と杉下氏の調整、統一は時間切れとなった。

* 2021年10月の衆院選結果は、>>次のページに掲載されています。(編集部)

 第47回衆議院議員選挙が12月14日に投開票が行われ、東京都第19区(定員1人)で松本洋平氏(自民)が10万7,608票を獲得して当選した。次点は末松義規氏(民主)8万7,584票。小泉たみじ氏(共産)3万6,878票、山田宏氏(次世代)3万0,658票だった。  西東京市の得票は当選した松本氏が3万5,442票(西東京市の得票率40.23%)、次点の末松氏3万0,278票(同34.37%)となった。 (北嶋孝)