ひばりタイムスは昨年末、大晦日でニュース更新を停止しました。ほぼ10年の間、みなさんに支えられて活動できました。感謝いたします。  新しい地域メディア「はなこタイムス」は年明け早々オープンしました。姿形は変わっても、地域の出来事を報道する流れは続きます。ひばりタイムスの常連執筆メンバーらも参加・協力しています。今後の発展を期待したいと思います。(写真は、尉殿神社の初詣。西東京市住吉町、元旦午前11時20分)

 西東京市の「対話による美術鑑賞」事業の市民ボランティア「アートみーる」が12月2日、鑑賞者と一緒に展示作品を巡る企画「みーるとコラボ!よく・みて・はなそうパラアート」を開催した。障害のある人たちの制作作品などを集めた「パラアート展覧会」を対象にした企画で、チームメンバーの筆者もファシリテータとして参加し、会場となった同市文化交流施設「コール田無」で、鑑賞者とともに展示作品を見て回った。

 元西東京市議会議員の森輝雄さん(76)が12月11日、「二重払いになる」として受け取りを辞退し供託されていた議員時代の審議会委員報酬計25万4452円を西東京市に寄付した。森さんは「市政のために有効に活用してほしい」などと述べて池澤隆史市長に手渡した。

 西東京市は11月27日、厚生労働省及びスポーツ庁主催「第12回健康寿命をのばそう!アワード」で、スポーツ庁長官優秀賞を受賞した。2020年11月から導入している健康ポイントアプリ「あるこ」で健康寿命延伸への取り組みを続け、成果をあげていることが受賞理由となった。

 11月11、12日に西東京市緑町の西東京いこいの森公園で西東京市民まつりが開催された。両日とも、今にも泣きだしそうな曇天で、夏日もあった前週とは一転して12日は10度を切る気温に。それでも雨はほぼ降らず、多くの市民が復活した秋の風物詩ともいえるイベントを堪能した。

 芝久保第二運動場の年末廃止が決まり、人口20万人の西東京市の市営テニスコートは来年からわずか4面へ。近隣自治体と比べると、断トツ「ワースト1」になります。市内のコートを長年利用し、市大会でも優勝経験のある鈴木麻衣さんの危機感あふれる寄稿です。(編集部)

 2002年7月、早稲田大学ラグビー蹴球部が西東京市から杉並区上井草に移転、74年間にわたる「東伏見」での歴史に幕を閉じた。同ラグビー部は1918(大正7)年創設、幾多の名選手を生み、大学日本一16回、社会人を含めた日本選手権でも4回優勝するなど大学ラグビー・ナンバーワンの戦績を誇る。ラグビーのほかにもサッカー、野球、馬術などさまざまな施設を持っていた早大東伏見キャンパスは今も学生スポーツの聖地として活気を維持し、周辺の住民にとっても憩いと交流の場になっている。

 西東京市の田無神社例大祭が10月14、15日に行われた。本社神輿などが街中を練り歩くのは5年ぶり、令和で初となり、神輿の担ぎ手ら参加者は興奮と歓喜に包まれた。

 2001年1月21日、田無市と保谷市が合併して西東京市が発足した。両自治体の合併構想は明治時代にまでさかのぼり、近隣の自治体を巻き込みながら協議と決裂を繰り返す紆余曲折を経てきた。100年越しの合併は「21世紀最初の新設市」「市民参加の都市型合併」として全国の注目を集めたが、市を二分する市長選が繰り広げられるなど波乱含みのスタートだった。

 学校給食費の無償化を求める5158人分の署名簿が10月8日、西東京市内で活動してきた市民団体のメンバーから池澤隆史市長に手渡された。活動は10月いっぱい続き、署名はまだ増える見込みという。(写真は、署名簿を渡した市民の会メンバー。中央が池澤市長、右隣が松澤代表=市長応接室。学校給食費無償化を求める西東京市民の会提供)

 西東京市東伏見にある国史跡の下野谷(したのや)遺跡整備地で10月8日、「縄文の森の秋まつり」が開催された。市民に公募していた同整備地の愛称が「したのや縄文の里」に決まり、発表もされた。秋晴れの下、過去最高となる約1300人の市民らが駆け付け、復元された竪穴式住居を体感するなど、さまざまな縄文体験を楽しんだ。

 1998(平成10)年1月、コミュニティーラジオ局「エフエム西東京」(FM西東京)が田無市(現西東京市)で開局した。四半世紀の間、ボランティア・スタッフたちに支えられながら災害・防災情報をはじめ西東京市を中心とする地元情報を発信するとともに、地域の人と人をつなげる役割を果たしてきた。2018年には「FMひがしくるめ」(現TOKYO854 くるめラ)が開局し、北多摩エリアの情報ネットワークは一気に広がった。

 1994年3月1日、田無市(現西東京市)の住宅地に「多摩六都科学館」がオープンした。「世界一」と認定されたプラネタリウムをはじめ、昆虫標本や動物のはく製、化石の実物展示、宇宙旅行の疑似体験ができる参加体験型展示などを通じて、子供から大人までが楽しみながら科学を学べる場として親しまれている。

 歩きながら地域の魅力を実感できるイベント「西東京シティロゲイン2023」が11月19日、西東京市で開かれる。その土地の人気スポットや名所旧跡などを制限時間内に回って得点を競うスポーツ。その魅力を知る市内在住・在勤のメンバーらが実行委員会を作り、西東京市の後援も得て、このエリアで初の企画に取り組んだ。

 西東京市の芝久保第二運動場(芝久保町5丁目)が閉鎖されることになり、9月11日の西東京市議会第3回定例会の文教厚生委員会で、市スポーツ施設条例など関連する2件の条例改正案が可決された。土地所有者から返還の申し出があったため。議会審査がこのまま進めば、テニスコート5面、ゲートボール場2面などが年末に利用できなくなる。市はホームページへの掲載、ポスターやチラシ掲示のほか、10月に利用者説明会を予定するなど利用者らへの周知に努めるという。