100winds_banner01 第24回 師岡武男(評論家)

 
 

 日本の国民生活は、いま非常事態にある。コロナ禍による健康・経済不安と、デフレ絡みの経済崩壊の危機が深刻化しているためだ。政府がそれを認識しているなら、非常時対策を緊急にとらなければならない。その要になるのが、政府のカネ、つまり財政資金を大量に使うことだ。

 ひばりタイムスの連載コラム「百音風発」に書き下ろしなどを加えた師岡武男著「『対案力』養成講座」(言視舎)が2月末に出版された。格差と貧困をもたらした新自由主義に抗して、日本経済の再生をめざす新たな経済政策を提唱している。

100winds_banner01 第23回

師岡武男 (評論家)
 
 

 おカネは漢字では貨幣とか通貨と言い、法律でも使い分けているが、英語ではどちらもマネーだ。おカネについて世間では、「経済活動の血液」「命の次に大事なもの」「カネは天下の回りもの」などさまざまに言いはやされている。貨幣経済の社会では、それだけ重要なものである。ここではおカネの造り方、回り方の仕組みを調べておこう。

100winds_banner01 第22回

師岡武男 (評論家)
 
 

 日本の生活・生産を再建するために「大きな政府」が必要だと提唱する小論を書いたが、「大きな政府」という言葉はあまり聞き慣れないものかも知れないと思うので、付言しておきたい。

100winds_banner01 第21回 師岡武男(評論家)

 日本経済は「失われた20年」とか「平成不況30年」とも言われる停滞続きと、今年からのコロナ不況が重なって、深刻な不安にさらされている。それは年末から来年にかけてさらに悪化するとみてよいだろう。「令和恐慌」到来という見方も出ている。政府は、来年度予算の編成と併せて、第3次補正予算による財政出動も必要になると思われる。

100winds_banner01 第20回 師岡武男 (評論家)

 このままでは、日本は安全と安心を持てない国になってゆきます。  国のカネをどんどん使って、災害と貧乏から脱け出しましょう。  政府・日銀は問題解決への打ち出の小槌を持っています。生かすのは政治の力です。

100winds_banner01 第19回

師岡武男 (評論家)
 
 

 地球上どこに住んでいても、人々の何より先の願いは安全と安心の生活の確保だろう。日本という国の私たちにとっても、新年の計の基礎は先ずそれではないか。今年はその点でどうか。

100winds_banner01 第18回

師岡武男(評論家)
 
 

  今度の総選挙は、入り口の段階で、「政権選択」を目指す野党再編成のドラマが大騒ぎになったが、それが一段落すれば、政策公約の争点に有権者の関心が高まっていくだろう。その一つが消費税増税問題だ。このコラムは、何回か消費税問題を取り上げてきたので、続編として書いておきたい。

100winds_banner01 第17回

師岡武男 (評論家)
 
 

 日本のように生産能力が高くて勤勉な人の多い国で、国民が豊かな経済生活を実現することは、常識で考えれば、少しも難しいことではない。経済生活とは、生活に必要なモノ(財物)とサービス(役務)を生産・供給して消費することである。

100winds_banner01第16回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆日本の財政政策の決まり文句の一つに「子孫にツケを回すな」というのがある。財政赤字対策の国債発行は、親の不始末を子孫に負担させるものだという「警告」である。子孫に迷惑をかけたくないという、いかにも日本的な「親心」向きの殺し文句である。ではそれは本当に適切な警告なのだろうか。違う、という結論をまず言っておこう。

100winds_banner01第15回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆国民生活の安全・安心確保の立場から参院選挙の争点を考えると、身近な生活については経済をどうするか、やや長期的な大問題として安保関連法、平和憲法、沖縄基地のあり方をどうするかなどの政治課題、の二つに括れるのではないか。

100winds_banner01第14回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆天災と人災が引っ切り無しに起こりながら、その予防策も修復事業も遅々として進まない。安倍政権は、デフレ克服・経済優先を言いながらその成果は乏しい。本気の目標は新安保体制と憲法改正のようだ。このありさまを見ていて痛感するのは、政治の最大の課題と争点はやっぱり「生活」の安全・安心の確保に絞って議論すべきだということである。

100winds_banner01第13回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆世界中の政治、経済、社会が荒れ模様の中で、私たちの日本はどうなるか、どうすべきか、という不安感が国民の間に広がっているのではないだろうか。世界の中の日本ではあるが、日本が自主的にやれることはやるべきではないか、と考えたい。

100winds_banner01第12回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆2015年の実質賃金が4年続きのマイナスになって、改めてアベノミクスの行き詰まりが注目されている。恐らくこれからも、賃金、物価、経済成長などの、どの数字も停滞を続けるだろう。国民全体が貧しくなっていく中で、貧富の格差が拡大していく、という情けない姿の経済になる様相だ。

100winds_banner01第11回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆安倍政権の政策を大まかに政治政策と経済政策に分けて観察してみると、どちらにも刺激的で興味深い言葉が並んでいるのだが、それぞれに、つじつまの合わない内容があって「成り行きを注目」せざるをえない。