竹内正浩著『地図と愉しむ東京歴史散歩』(中公新書)

杉山尚次(編集者) 

 いきなり私事で恐縮だが、筆者はひばりが丘に60年ほど住んでいる。100年前だったら間違いなく古老である。だからこのような原稿は、いってみれば〝古老の語り〟だということに気づき、愕然とした。しかし21世紀版のそれとしてやってみたいと思う。書物を〝散歩〟しながら、「ひばり」やその周辺の武蔵野散歩を楽しんでみたい。

【撮影データ】 Nikon D4, ISO800, SP1/60, f4

鰻屋のある街(16 ひばりが丘北口商店街)

 ひばりヶ丘駅北口にある「西東京市三大商店街」の一つでもある北口商店街は、駅から新座方面に続く長い商店街。鰻屋さんのある商店街は良い商店街なのです。

 

 自分の人生を変えた一冊、心に深く残った一冊、ぜひ勧めたい一冊。自分にとって取っておきの本を紹介する新企画です。毎月第2木曜日に掲載します。(編集部)

 

『生と覚醒めざめのコメンタリー』(全4巻)

 

比類なき人生相談の記録 by 片岡義博

 

 「黄昏時の長い影が、静かな水面の上にあった、そして川は、午後から静かになりつつあった」。この随想録の多くはそんな自然描写から始まる。次に来訪者の様子が描かれる。「彼は快活な人物だった。そしてしきりに知恵を求めていた」というように。

【撮影データ】iphone

9月の帰り道(14 東町)

 昼間暑く夜は涼しいと、まだまだゲリラ豪雨はじゃんじゃん来る。  風も強いので雲の流れも速く、隙間から夕日が差す。  雲が厚いので、劇的な一瞬を見られるのも9月の景色だ。

「逃走中ごっこ」のハンターたち(2018年)(碧山小学校おやじの会提供)

 富沢さんは今回「おやじの会」を取り上げました。PTAでもなく育成会でもない。「できるヒトが、できるトキに、できるコトをする」のがモットーの「緩い」地域のつながり。共通しているのは「楽しい」というキーワードのようです。写真もステキでしょう。>> 34回 なにやら楽しげな「おやじの会」

夕刻のマタンゴ(12 富士町)

 

【撮影データ】オリンパス STYLUS 1 オート

 

 8月の積乱雲は時としていろんな表情を見せる。鳥の形だったり怪獣に見える雲もある。そして帰り道で見た超巨大な積乱雲はまさしくマタンゴ!  薄暗くなった町に、そこだけ紅く夕日が当たり更に迫力を増す。

踏切と道祖神(10 保谷町)

 

【撮影データ】 iphone8「押すだけ!」でスマホ任せ!

 踏切の印象は人それぞれ異なるが、夕方の踏切の音は生活感を出すのに最も適している。  さらにこの踏切の横に道祖神があり、夕景 踏切 道祖神! 帰り道にはぴったりの設定がここにはある。

どんど焼き(保二小2020年) (ホニホニおやじの会提供)

 季節外れのタイトルだが、今回は、地域の絆を紡ぐ好例として「どんど焼き」を取り上げたい。どんど焼きは、西東京市では、保谷第二小学校、明保中学校、上向台小学校、保谷小学校、西原総合教育施設の5カ所で実施されている。… >> 続きを読む

 

光と影(07 東町)

 

【撮影データ】iPhone 8

 夕方になり陽が傾くと、季節にかかわらず町に陰影が出来る。コントラストが上がるので、陽が沈むまで劇的時間は続きます。難しいことは考えずに、塀に映った自分の影を撮ってみる。自影が疲れているようであれば、その日は良い一日です。

 紅い衝撃!(05)

 

【撮影データ】 iPhone 押すだけ(北町5丁目)

 夕景の写真の鉄則は、空の青と紅。写真上部にこの色があれば何とかなる。特に日が沈んだ後に残る紅は、強い差し色となり琴線に触れる。

土地利用形態の変化による炭素排出量の推移 (出典)FAO「The State of the World’s Forests 2001」。フォレストパートナーシップ・プラットホームのHPより引用。

 筆者の富沢さんは疾病の歴史を紐解き、細菌と異なるウイルスの特性を調べ、今回の新型コロナウイルス感染拡大の原因が、森林破壊や地球温暖化、貧富の格差など地球規模の問題にもあると知り、こう問い始めます。「私達、いや私は、生活スタイルを変えることができるだろうか」…  >> 本文を読む

 

 

 スマートフォンが行き渡り、誰もが写真を気軽に撮る世の中になりました。撮った写真はSNSにアップして、見た人たちと一緒に楽しめます。ところがどっこい。シャッターを押せば写真は映るけれども、なるほどと思える写真は意外に少ないはず。西東京市在住の写真家濱口太さんが市内の風物、人物を撮った写真を取り上げ、その成り立ちを明らかにしながら、撮影に役立つノウハウや隠れた手法、現場の裏表を軽妙洒脱に語ります。(編集部)

平櫛田中像=小平市小川町の小平市役所南庭園(2019年8月撮影)

 小平市は「彫刻家の街」と言えるのかもしれない。  その筆頭が近代日本彫刻の巨匠とされる平櫛田中ひらくし・でんちゅう(1872~1979年)だ。既に98歳になっていた1970(昭和45)年に小平市学園西町に転居し、107歳で他界するまで住んだ。

保谷落語愛好会の落語会

 筆者の富沢このみさんが自宅の隣りに地域の交流スペース「どんぐり」を始めて間もなく5ヵ月になります。隣近所の付き合いが密になり、子供たちも出入りする。落語、麻雀、コンピュータに懇談と会食…。そこから見える地域の実態から、暮らしが育てる地域イメージの更新に迫ります。 続きを読む>>

 

神藤庄太郎像=東久留米市東本町の武蔵野稲荷神社

 現在の西武池袋線の前身となる武蔵野鉄道が開通したのは1915(大正4)年4月15日。池袋~飯能間を小型の蒸気機関車が走った。途中の駅は練馬、石神井(現・石神井公園)、保谷、東久留米などで、東久留米駅は畑と雑木林に囲まれた地に造られたという。