「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展が開かれていた練馬区立美術館(筆者提供)

 キンモクセイの香る秋晴れの10月18日、西東京市立の小学校に通う4年生64人が、練馬区立美術館を訪問した。鑑賞したのは、少し不気味で独特の世界観が魅力の「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展。対話を通してアート作品に触れる「対話による美術鑑賞」事業の校外授業だった。学校を飛び出し本物の作品に出会って、子どもたちは何を感じたのか。

前列左から最優秀賞作品賞の鈴木郁也さん、丸山浩一西東京市長、審査委員長の篠原哲雄監督、映画祭実行委員会の八谷京子委員長(保谷こもれびホール)

 若手映画作家に光を当てる「西東京市民映画祭2019 自主映画制作コンペティション」の本選会と表彰式が11月16日、西東京市の保谷こもれびホールで開かれた。最優秀賞作品賞は、いじめに立ち向かう女子生徒を鮮やかな映像で描いた鈴木郁也ふみやさん(25)の監督作品「閃光」が選ばれた。西東京商工会長賞(技術賞)も同時受賞した。

出来上がったサンミシェル橋の絵とともに立つ笠井一男さん

 水彩紙にブルーの絵の具がにじむと、青空が一面に広がる。塗り残しの余白が、霞む地平となって浮かび上がる。やがて川面が広がり、アーチ型の橋がじんわりと姿を現す-。西東京市の「ひばりが丘PARCO」が主催する「ひばり文化祭」最終日の11月4日、水彩画家、笠井一男さんのデモンストレーションが5階の特設会場で行われた。狭いスペースに立ち見も含めて100人を超える人たちが集まり、笠井さんの筆さばき、色の広がりを食い入るように見つめていた。

チラシ(表)(クリックで拡大)

 第1回「西東京百姿」フォトコンテスト(西東京市文化芸術振興会主催)の写真募集が10月半ばから始まった。自然、人物、建物など西東京市の風物と暮らしのすべてが写真の対象。プロアマ問わず、市内在住はもちろん市外からも応募できる。集まった作品から約100点を選び、A3のパネルに加工した「西東京百姿ひゃくし」写真展が来年2月から市内各所を巡回する。併せて写真集も出版。10年間続くプロジェクトのスタートとなる。

演奏会チラシ(表) (クリックで拡大)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターだったダニエル・ゲーデさんが今年度から自由学園(村山 順吉理事長)の客員教授に就任した。その記念演奏会が10月26日の午前と午後の2回、東久留米市学園町の自由学園記念講堂で開かれる。午前の部は0歳児から小学4年までの子どもも入場できる。午後は小学5年以上が対象となっている。

 9月16日に予定されていた第1回西東京ペデストリアンデッキ・ライブは雨の恐れがた強まったため、主催の一般社団法人 西東京市文化芸術振興会が9月14日、開催中止を決め、フェイスブックなどで発表した。

 日本気象協会の天気予報によると、東京地方は15日夜から風雨が強まり、16日の降雨確率は80%となっている。 振興会事務局は「当日は雨の予報が出ている。フードコーナーの準備もあって早めに中止と判断した」と話している。

壁一面に並べられた手足形(会場:武蔵野美術大学美術館)

 福井県の仏堂に病気平癒のため奉納された「手足形」約1500点を展示した企画展「くらしの造形20 手のかたち・手のちから」が、武蔵野美術大学美術館(小平市小川町)で開催されている(9月21日まで)。箸やハサミなど手に関わる生活用具も併せて展示し、私たちの暮らしを支える手の造形と働きを探る展覧会となっている。

映画祭を運営する西東京シネマ倶楽部の山本恵司さん(右)八谷京子さん(中央)宍倉悠子さん(左)

 魅力的な映画を地元で上映して20年。「西東京市民映画祭」が今年も9月14日から3日間、保谷こもれびホールで開かれる。初日のメーン作品は大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」。そのほか話題の日本映画、記憶に残る名作を連日上映。11月にはショート映画の応募作品を表彰する「自主制作映画コンペティション」も控えている。全国の映画ファン、関係者も注目する恒例のイベントだ。

作品では靴が重要なモチーフとなる(写真は「演劇実験室◎万有引力」提供)

 1978年の初演以来、世界各国で上演されてきた寺山修司主宰の劇団「演劇実験室・天井棧敷」の代表作「奴婢訓」が7月2〜7日、武蔵野美術大学(小平市小川町)で上演された。作品の舞台美術を担当した小竹信節・同大教授の退任記念公演として、天井桟敷の演劇スタイルを継承する「演劇実験室◎万有引力」が大学美術館内で幻想的な舞台を繰り広げた。

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 「紙と筆記具」を取り上げた特別企画「ぶんぶん文房具展」が西東京市市芝久保町5丁目の多摩六都科学館(髙柳雄一館長)で開かれました。期間は3月21日から5月6日までの長丁場。科学と技術の視点から文房具の不思議と魅力を解き明かし、「書く」「描く」「画く」イベントが数多く開かれました。文房具好きの渡邉篤子さんの報告です。(編集部)

学芸員によるワンポイント・トークでは、手話通訳に加えて文字表示も

 「おはようございます!」「ごゆっくりお楽しみください」ー。特別展が休みの月曜日、参加者を招きいれるスタッフの声が聞こえる。上野動物園隣のレンガ色の建物が目を引く東京都美術館。5月20日に「障害のある方のための特別鑑賞会」が開かれた。

ライブの最初は西東京フィルの木管五重奏。挨拶する西田克彦さん

 西武新宿線田無駅北口のペデストリアンデッキの一角で5月12日、小さな演奏会が開かれた。略して「西東京ペデライブ」。木管五重奏や吹奏楽、生ギターバンドと歌姫も登場し、ひなびたバイオリンの音色が印象的なアイリッシュ音楽の演奏も。多彩な音楽に誘われて、行き交う人も足を止めてしばし耳を傾け、憩いのひとときを楽しんだ。

ペデストリアンデッキで事前撮影(2019年2月、西東京市文化芸術振興会提供)

 一般社団法人西東京市文化芸術振興会(海老澤敏会長)は5月12日、西武新宿線田無駅のペデストリアンデッキを舞台に、「ペデライブ」と名付けたミニ演奏会を始める。今回は「第0回」と呼ぶプレライブ、いわばお試し版。この経験を9月予定の第1回に生かし、市民主体のライブ演奏会を定期的に開き、地域の賑わいと地元への愛着を育てるのが願い。小さな舞台から、夢が羽ばたく試みとなる。

当日は快晴。大勢の子どもや大人が多摩六都科学館を訪れた

 3月に開館25周年を迎える多摩六都科学館は1月27日、「西東京市民感謝ウイーク」のイベントとしてとして「対話型アート鑑賞」を実施した。科学館でアート鑑賞。一見ミスマッチなこの企画はどう実現したのか-。西東京市のボランティア団体「アートみーる」で活動する卯野右子さんの報告です。(編集部)

福袋に添えられたキャッチコピーに利用者も興味津々

 福袋に入れて中身がわからないようにした本を貸し出すイベント「本の福袋」が12月22日、小平市立図書館で始まった。どんな本が入っているかは開けてのお楽しみ。図書館の休館が続く年末年始、新しい本と出会うきっかけになるかもしれない。