西東京市選挙管理委員会(曽根原良仁委員長)が4月6日に開かれ、来年1月20日に任期満了を迎える西東京市議会議員選挙の告示日は今年12月16日、投票日は12月23日と決めた。投票終了後に即日開票される見込み。市議会の議員定数は28人。2年前に選挙権が18歳以上になって初めての市議選となる。

 「住み慣れたまちで安心して老いていけるか」という問題は、「新しいつながり」を作ることにより解決できるという2人の猛者に出会った。ひとりは、早くから在宅医療に取り組み、現在は三鷹市の在宅療養支援診療所「東郷医院」で訪問診療を専門に行っている東郷清児さん(1963年生まれ)、もうひとりは、「おとなりさん。」というデイサービスを東京と福岡で運営している岩崎智之さん(1978年生まれ)だ。 >>続きを読む

 

 春は畑が活気づく季節。作業に精出す人の姿もよく見かけます。今年15年目を迎える東久留米市の体験型市民農園でも、収穫を思い描きながらの農作業が始まりました。同市内に住む川地素睿(かわじもとえ)さんの報告です。(編集部)(写真は、塾生たち。前列右端が榎本塾長、後列左端が金子さん=塾長宅)

◎過去にあった話は今もある。残念ながら、至る所に  北嶋孝(ひばりタイムス編集長)

 自分たちに不都合な「事実」が現れると、理屈を駆使して「なかった」ことにする。事実の「記録」はときに削除し、ときに「見当たらなかった」となる。最近、よく見聞する不祥事を思い浮かべるけれども、東日本大震災、とりわけ東京電力の福島第一原子力発電所の事故と被害は当時もいまも、そんな事例が至る所に露出している。本書を読んで、あらためてそういう思いを深くした。

一面ガラス張り吹き抜けのHIBARIDO

 キッチン、ショップ、ワークスペースのシェアデパートメント「HIBARIDO」(ひばりどう)が3月30日、ひばりが丘団地の真ん中にオープンした。西東京市創業サポート施設開設支援事業に基き民設民営で行う。市内では田無の「Ripple NishiTokyo」に次いで2つ目。自宅の近くで創業する郊外型の働き方を提案する。

屋敷林のソメイヨシノ

 西東京市の下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)で4月1日、観桜会が開かれた。同市が屋敷林を守るボランティアの協力を得て初めて実施した。通常は一般公開されない同保全地区には親子連れなど約300人が訪れ、歴史ある緑地の魅力を堪能した。

 東久留米市は4月2日、同市の副市長に西村幸高氏(62)、教育委員会教育長に園田喜雄氏(57)が1日付けで就任した、と発表した。市議会定例会最終日の3月27日、ともに議案が同意された。任期は副市長が4年、教育長は3年。

挨拶する小谷野佳一議会事務局長(西東京市議会)

 西東京市議会第1回定例会最終日の3月28日、議会閉会後に、31日付けで退職する部長職5人が議場で挨拶した。昭和55年、56年(1980年、81年)に合併前の保谷市と田無市で公務員生活のスタートを切り、20万人都市の西東京市で幕を閉じる。波乱のエピソードも笑いに包み、感謝の言葉で新しい門出に向かった。

感謝の言葉を述べる高橋選手(本会議場)

 平昌パラリンピックのアイスホッケー日本代表選手として活躍した西東京市職員、高橋和廣さんが西東京市議会第1回定例会最終日の3月28日、開会に先立って挨拶し、市民の応援に感謝した。

 西東京市議会第1回定例会最終日の3月28日、議員提出議案の「森友学園公文書改ざんの徹底究明を求める意見書」が賛成多数で可決された。意見書では「公文書改ざんの背景にどんな圧力があり、誰の指示のもとに、何を目的として、どんな経緯で行ったのか、真相の徹底的な究明が必要」とした上で、佐川宣寿前理財局長はもとより、「安倍昭恵氏の証人喚問も不可欠」としている。

議案の採決に臨む(西東京市議会本会議場)

 西東京市議会(小幡勝己議長)の本会議が3月28日に開かれた。第1回定例会最終日のこの日、2018年度の一般会計予算案を賛成多数で可決したあと、国の交付金前倒し支給などに伴い約46億3200万円を減額して総額約698億900万円とする2018年度一般会計補正予算案と、ほぼ同額を追加して総額約764億4700万円とする17年度一般会計補正予算案をともに可決した。国民健康保険特別会計、介護保険特別会計予算案なども可決した。