「けいみらい市」の近未来を話し合う

 自治体の近未来をシミュレーション(SIM)ゲーム形式で仮想体験する「SIMこだいら2030」が5月25日、市民らに初めてお披露目された。目標となる2030年まで、限られた予算で、どんな施策と事業によって市の将来像を具体化するか-。「部長」になった市民20人が4時間余り、熱い議論の末に取捨選択を繰り返し、特色あるそれぞれの「近未来」が見えてきた…。

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 練馬区(前川燿男区長)と同区議会(福沢剛議長)は5月29日、米国ネバダ州で実施された臨界前核実験に抗議し、今後一切の核実験を中止するようトランプ米大統領宛に要請書を提出した。

 西東京市の西原自然公園で5月12日、開園40年を記念し、初めての「里山フェスティバル~観察会と音楽会~」が開かれた。市民有志の手で公園の若返りをすすめてきた西原自然公園を育成する会(池田干城会長)と西東京市が共催。天候に恵まれ、家族づれや子どもたち、地域の方たちなど300人を超す人たちでにぎわった。(写真:観察会は「自然を感じる」と好評)

黄菖蒲が満開

 真っ青な空にウグイスの鳴き声。流れに沿って広がる黄菖蒲の群生。カルガモのつがいが水を浴び、カワセミが飛び立つと歓声があがる-。東久留米市の落合川沿道、南沢エリアを散策する「スリバチウォーキング」は、都内とは思えないのどかな風景と土地の凹凸を体感するひとときだった。

ひばりが丘PARCO前でミニコンサート。(2019年4月28日)

 ジャズやラテン音楽を演奏する西東京市のノーザンシックス・ビッグバンド(高松英二代表)が今年創立20年を迎えた。毎年ハートフルコンサートを開く市民会館は3月で閉館した。このため今回は会場を保谷こもれびホールに替えて5月19日に開催する。

和室でも、いすなら楽に座れる。参加者から好評だった。(南部地区会館)

 公共交通の空白・不便地域となっている西東京市の南部地区で、タクシーを活用した移動支援の実証実験が6月17日からスタートする。期間中は農産物と鮮魚の移動販売も同時に実施する。これらの概要を対象地域住民に説明する会合が5月14日から始まった。

西東京市総合教育会議開かれる。

 西東京市の総合教育会議が5月14日に開かれた。2019年度の教育重点施策は、これまでの「いじめ・虐待の対策」「切れ目のない支援」「子どもの居場所の充実」の3項目を継続し、あらたに「時代の変化に対応した学習環境の整備」を追加した。

 西武新宿線田無駅北口のペデストリアンデッキの一角で5月12日、小さな演奏会が開かれた。略して「西東京ペデライブ」。木管五重奏や吹奏楽、生ギターバンドと歌姫も登場し、ひなびたバイオリンの音色が印象的なアイリッシュ音楽の演奏も。多彩な音楽に誘われて、行き交う人も足を止めてしばし耳を傾け、憩いのひとときを楽しんだ。(写真は、ライブの最初は西東京フィルの木管五重奏。挨拶する西田克彦さん)

 一般社団法人西東京市文化芸術振興会(海老澤敏会長)は5月12日、西武新宿線田無駅のペデストリアンデッキを舞台に、「ペデライブ」と名付けたミニ演奏会を始める。今回は「第0回」と呼ぶプレライブ、いわばお試し版。この経験を9月予定の第1回に生かし、市民主体のライブ演奏会を定期的に開き、地域の賑わいと地元への愛着を育てるのが願い。小さな舞台から、夢が羽ばたく試みとなる。(写真は、ペデストリアンデッキで事前撮影。2019年2月、西東京市文化芸術振興会提供)

JUN SKY WALKER(S)の4人(写真提供:ドリーミュージック)

 今年30周年を迎えるロックバンドJUN SKY WALKER(S)の記念イベントが5月10から西東京市の西武池袋線ひばりヶ丘駅前を中心に開かれる。まちの賑わいや地元商店の活性化を図ろうと駅前の企業や商店が写真パネルや映像展、特別ライブなどで連携、参加する。

迫る課題にどう対応するか

 自治体経営シミュレーションゲームが全国の自治体職員の間に広まっています。熊本県職員が開発し、福岡市の財政課長(当時)が財政の仕組みを解説する出前講座とセットで各地に広めました。体験会に参加した富沢さんがゲームの実際と効用を説き、まちづくりとの連携を展望します。(編集部) >>本文を読む

 

記念撮影する新婚夫妻。「令和」の書は丸山浩一市長の筆。

 令和元年初日の2019年5月1日午前零時前、西東京市の田無庁舎1階の入口に、婚姻届を提出するカップル11組が集まった。このため市は予定を繰り上げて午前零時から受付を開始した。当初の開始予定だった午前9時までに計21組が婚姻届を提出。ロビーに用意したパネルやマスコットキャラクターとともに記念撮影した。