西武鉄道は10月11日、台風19号の接近に伴い、西武鉄道全線で明12日午後1時以降順次、13日午前中まで運転を取りやめる予定、と発表した。台風の進路によっては計画が変わる場合があるので、最新の気象情報と電車の運行情報の確認を、と呼びかけた。運転を取りやめても、他社線への振替輸送を行う予定はないという。

 西東京市は10月11日、台風19号の接近に伴い同日午後4時から、市内5カ所に自主避難所を開設したと発表した。担当の危機管理室は「避難の際は周りの状況をよく見て、くれぐれも安全に気を付けて避難してください。食事や飲み物など、必要なものは各自ご持参ください」と呼びかけている。

 多摩六都科学館は10月11日、台風19号の影響を考慮し、12日を臨時休館にすると発表した。12日と13日に予定していた「オリジナルモデルロケット工作教室」(2日間コース)は中止。秋の企画展「つむぐ展~生きものから生まれる糸と布~」のオープンは13日となる。

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 ひばりが丘PARCOが主催するイベント「ひばり文化祭」が、10 月18 日から11 月4 日まで同店内外で開かれる。この催しは2017年から始まり、今年は3回目。水彩画家笠井一男さんのライブペインティングをはじめ、切り絵作家小出蒐さんの作品展示、昔の写真と同じ場所で撮り直す「ひばりの肖像。」、周辺の地形を歩いてたどるスリバチ・ウオーキングなど人気企画が目白押し。特設サイトが11日に公開された。

 秋晴れの小金井公園で1万本を超すコスモスが咲き乱れている。10月12、13日に予定されていた恒例の「コスモスまつり」は台風19号のため中止に。「暴風で倒される前に」と9日、園内のつつじ山広場で撮影。(片岡義博)

早稲田大東伏見キャンパスの安部磯雄像(右)と飛田穂洲像=西東京市東伏見

 普段何気なく通り過ぎてしまう街中の銅像。しかし、なぜそこに、この像が、と考えていくと、新たな発見があったり、地域の歴史が見えたりすることもある。西東京市とその周辺で銅像を探し、その背景を探った。

 いつでも誰でも集まれる。子どもも大人も出入りする-。地域の多世代交流と居場所づくりを兼ねたスペース「どんぐり」のお披露目会が10月13日に開かれる。西東京市南町5丁目の住宅を改装し、すでに子どものプログラミング教室が始まり、大人の勉強会や歌を楽しむ活動にも使われている。(写真は、手作りの看板を掲げた交流スペース「どんぐり」)

 西東京市のふるさと納税に伴う住民税控除額は2018年度に3億3561万円となり、前年度より9773万円多く1.4倍となった。一方、受入実績は2018年度が193万円。控除額は受入額の174倍。西東京市議会第3回定例会で明らかになった。

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 東京弁護士会の「もがれた翼」シリーズをご存じだろうか。弁護士さんが子どもたちと一緒に芝居をつくって25年。今年8月末、東京・赤坂で26回目の公演「素数とくるみ」が上演されました。不思議なタイトル、切実なテーマ、出演者の思い…。友人とこの舞台を見た石田裕子さんの報告です。(編集部)

減給条例案を説明する丸山浩一市長。後は、信任された田中慶明議長

 西東京市議会(田中慶明議長)第3回定例会の本会議が9月30日に開かれた。不適切な事務執行が重なったとして問責決議を受けた丸山浩一市長、池澤隆史副市長、木村俊二教育長の特別職3人の減給10%1ヵ月の議案が全会一致で可決された。本会議の冒頭、この問責決議に絡んで不公平、不公正な議会運営があったとして田中議長に対する不信任決議案が出されたが、運営は適切とする信任決議案も提出され、先に審議された信任決議案が賛成多数で可決された。2018年度の一般会計や国民健康保険特別会計など6件の決算議案はいずれも認定された。