練馬区は12月31日、練馬区立小学校の児童16人、教員3人の計19人が新型コロナウイルスに感染していることが同日までに判明したと発表した。練馬区保健所は同学年全員を濃厚接触者と特定し、1月11日まで自宅待機の上、健康観察する。

 東京都が12月30日発表した新型コロナウイルスの区市町村別の感染患者数によると、西東京市は累計562人となった。1週間で61人増え、週間感染者数としては12月9日~15日の44人を抜いてこれまでの最多となった。東京都全体の新規感染者数もこの日944人となり、26日の949人に次いで2番目となった。

 西東京市は12月30日、市立小中学校で新型コロナウイルスに感染した児童、生徒が出た件で多摩小平保健所が調査した結果、学校活動での濃厚接触者は特定されなかったと発表した。

 集団感染が発生した練馬区大泉学園町7丁目の「ねりま健育会病院」(酒向正春院長)は12月28日、新型コロナウイルスに感染して14日に転院した入院患者が転院先で27日に亡くなったと報告を受けたと発表した。同病院で感染した患者の死亡は6人となった。

 「読者が選ぶ『記憶に残る』記事トップ10―ひばりタイムスの2020年」の投票結果が12月28日、発表された。「確かにこれは面白い記事だった」「なぜこれが入ったの?」「上位の記事には共通点があるのでは」。ひばりタイムスの市民ライター6人が投票結果のラインナップを見ながら、オンラインで語り合った。2020年にひばりタイムスが伝えた記事を通して、この1年間を振り返った座談会の様子を報告する。

再感染が起きた練馬光が丘病院

 練馬区光が丘2丁目の練馬光が丘病院(光定誠院長)は12月28日、入院患者や医師、看護師ら計32人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。今年4~5月に同病院で入院患者ら57人が感染、患者7人が死亡している。今回は2度目の集団感染となった。

 西東京市は12月28日、市内の市立小学校の児童と中学校の生徒が各1人、新型コロナウイルスに感染していることが26日に判明したと発表した。感染したのはともに男子。両校は26日から冬休みに入っている。

 西東京市と近隣の出来事を伝える報道サイト「ひばりタイムス」に今年掲載した中から「記憶に残る記事」を選ぶ読者投票が12月25日に締め切られた。集計の結果、津田塾大学の研究会「学びの危機」プロジェクトの活動を伝える2本をはじめ、「世界が少し明るくなる」よう願う学生の写真展紹介や、中学校の校外学習のようすをまとめた報告などが上位を占めた。コロナ禍で暮らしの思いを伝え、地域の出来事を掘り起こして紹介する記事が目立った。

ひばりが丘団地のベランダより(12月23日撮影)

 12月も下旬に入って、今年は、関越自動車道や新潟、山陰地方に大雪が降ったのに、富士山の積雪が異常に少ない。「富士山の火口爆発の可能性が高まっている」などの風評も出回っている。が、そんな事の無いように祈りたい。

 西東京市は12月25日、市立小学校の男子児童1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明した、と発表した。濃厚接触者は特定されなかったという。

新型コロナウイルスの集団感染が起きたねりま健育会病院

 集団感染が発生した練馬区大泉学園町7丁目の「ねりま健育会病院」(酒向正春院長)は12月25日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査であらたに入院患者3人、病院職員1人が陽性と分かり、陽性者は計100人に達した、と発表した。また患者1人が転院先で死亡し、死者は計5人となった。

 ひばりタイムスの年間アクセスが12月25日、100万ページビューを突破した。創刊5年で初めて100万を超え、最多を記録した。ネット解析ソフトgoogleアナリティクスのデータで明らかになった。

 武蔵野美術大学(小平市)は12月24日、教職員1人が新型コロナウイルスに感染したことが23日に判明した、と発表した。自宅待機しており、保健所の聴き取り調査の結果、濃厚接触者はいないと判断された。

 西東京市は12月24日、市立小学校の男子児童1人が新型コロナウイルスに感染していると判明したと発表した。多摩小平保健所の調査で、濃厚接触者は特定されなかったという。

 東久留米市は来年1月4日から、スマートフォンのアプリケーションによる市税などの納付を可能にする。24時間365日、「いつでも」「どこでも」納付可能。「納税環境の充実と市民の利便性向上」を掲げている。