杉山尚次(編集者)

ふんばり温泉

 

 11月下旬のある日、東京メトロ有楽町線の駅から西武池袋線直通電車に乗ると、ちょっと異様な光景にでくわした。同じ絵柄のキャラクターのポスター類が車内を席巻している。「ふんばり温泉」という文字が目につく。西武電車にはよく登場する秩父の温泉かと一瞬思ったが、「ふんばり」??? キャラクターの絵柄はいまどきのタッチで、筆者のような〝古老(連載1回参照)〟にはなじみがない。よく見るとアクセス案内風に「ふんばりが丘」と駅名があり、その左には「南南東久留米」、右には「保々谷」とある。やっと、パロディなのね、と腑に落ちた。

 小平市は12月23日、庁舎に勤務する職員1人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。職場に発熱や咳などの症状が続いている職員は他におらず、多摩小平保健所は職場に濃厚接触者はいないと判断している。

西東京市「市内感染者発生の状況」から(クリックで拡大)

 西東京市は12月23日、市内の新型コロナウイルス感染者は22日で累計498人、前週比39人増となり、療養中の患者は76人と発表した。

 西東京市は12月23日、市立中学校の男子生徒1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。

 西東京市緑町3丁目の田無病院(丸山道生院長)は12月23日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性と判明したのは12月1日からこれまで入院患者や併設の介護医療院や介護老健施設、職員ら計47人になったと発表した。

 西東京市は12月22日、市の職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。濃厚接触者はいないという。

感染が止まらないねりま健育会病院

 集団感染が広がっている「ねりま健育会病院」(酒向正春院長)は12月21日、新型コロナウイルス感染の陽性者は計96人になり、死亡は4人になったと発表した。

 西東京市は12月21日、市内の小学校で女子児童1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。多摩小平保健所の調査で濃厚接触者が特定されず、22日は通常登校となった。

 西東京市栄町1丁目の保谷厚生病院(高原明院長)は12月19日、新型コロナウィルス感染症は終息と判断した、と発表した。入院患者1人が12月5日にPCR検査で陽性となっていたが、その後の検査で陽性者が確認されていない。

 西東京市は12月20日、市立小学校の男子児童1人が新型コロナウイルスに感染していると19日に診断された、と発表しました。

「きらっとシニア」第45号の1面(クリックで拡大)

 シニアに必要な情報や暮らしの知恵を掲載してきたシニアかわら版・西東京「きらっとシニア」紙の第45号が12月17日、ほぼ10ヵ月ぶりに発行された。これまでと同じくA4版4ページ仕立て。前号が配布された2月末からこれまで、活動自粛を余儀なくされた大本に焦点を合わせ、「コロナ禍と私たち」を特集した。

 来年2月の任期満了に伴う西東京市長選挙に、前副市長の池澤隆史氏が立候補することになり、12月18日に市内で記者会見が開かれた。池澤氏は「(現市長の)丸山市政が進めた健康応援都市、子どもにやさしいまちづくりの基盤を引き継ぎ、このまちで住み続けたい、住んでよかったと思えるまちにするため、全力で取り組みたい」と基本姿勢を述べた。一緒に会見に臨んだ丸山浩一市長は「2期8年ともに西東京市の発展に尽くし、行政経験豊富な池澤氏を後継者にさせていただきたい」と表明し、今期限りの退任とバトンタッチの意向を明らかにした。(写真は、西東京市長選挙に出馬表明した前副市長の池澤隆史氏)

会見する小林正則市長

 任期満了に伴う小平市長選(来年4月4日投開票)に不出馬の意向を表明した小林正則市長は、12月18日の定例記者会見で「後継者は指名しない」としたうえで、17日に立候補を表明した小林洋子小平市議会議員(47)について「長年支えて頂き、考え方はほとんど一緒だ」と話した。

 西東京市は12月17日、市内の地域包括支援センターの職員1人が新型コロナウイルスに感染していると16日に判明したと発表した。多摩小平保健所が調査し、施設の利用者、職員の濃厚接触者は特定されなかったという。

 日本郵政グループは12月17日、小平市花小金井1丁目の花小金井駅前郵便局に勤務する社員1人が新型コロナウイルスに感染し、同郵便局のATMを含む窓口業務を休止していると発表した。