今年、創立100周年を迎えた自由学園(東久留米市学園町)が12月1日に「初めての通史」となる書籍『自由学園一〇〇年史』(自由学園出版局発行、9900円)を出版。また、年表や写真、学園新聞などの資料を集めたデジタルアーカイブ「自由学園100年+」も公開した。社会に開かれた教育を目指し、積み重ねてきた学園の歩み、さらに、地域とのかかわりを重視してきた歴史も紹介されている。刊行や地域への思いを高橋和也学園長(60)に聞いた。(写真は、1937年、当時の久留米村での初等部登校風景=自由学園資料室提供)

 西東京市は12月28日、市内の新型コロナウイルスの週間感染は2人、27日時点の療養状況は宿泊療養1人、自宅療養1人の計2人と発表した。累計患者は4088人となった。

 12月26日の東久留米市長選挙で初当選した前市議の富田竜馬氏が28日に初登庁し、午後から市長就任後初の記者会見に臨んだ。富田新市長は「みんなで一緒になって考え、課題解決に取り組み、『やれる、できる』市役所にしたい」などと今後の抱負を語った。(写真は、初会見で抱負を語る東久留米市の富田竜馬新市長)

 障がいのある子どもが地域の学校の通常学級(普通学級)に通うと、介助員を配置する制度が16年前、西東京市に設けられました。しかし保護者に重い負担を強いる条件と運用が続いていると、当事者らが長らく改善を要望してきました。この12月の市議会で、教育委員会が改善の方針を打ち出しました。しかし具体的な内容はまだ明らかになっていません。当事者らはこれまで何を要望し、何が課題だったのか。西東京市障がい者福祉をすすめる会会長の根本尚之さんが報告します。(編集部)(写真は学校のイメージ)

 西東京市は12月28日、田無駅北口前の商業施設「アスタ」にある市営駐車場の警備従事者1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。多摩小平保健所の調査の結果、駐車場の関係者に濃厚接触者は特定されなかったという。

 東京都は12月27日、PCR検査等無料化事業の実施箇所を拡大し、検査が受けられる都内176カ所の一覧を公表した。一覧に入った西東京市のウエルシア薬局田無駅前店は同日からスタート。小平市ではウエルシア薬局小平学園西町店など4カ所、東久留米市はウエルシア薬局東久留米本町店など3カ所も一覧に含まれている。(PCR無料検査が始まったウエルシア薬局田無駅前店)

津田塾大学(小平市)の「Learning Crisis研究会 学びの危機プロジェクト」(通称・まなキキ)は、障害のある子どもたちに大学生をオンラインで無料 “派遣”し、家庭学習を支援する新たな教育事業を立ち上げた。事業を持続的な活動にするため、大学生たちが開発に加わったコーヒーを返礼品とするクラウンドファンディングを12月27日からスタートさせた。(写真は津田塾大学)

100winds_banner01 第28回

師岡武男 (評論家)

 

新鮮な標語だが

 コロナ禍とデフレ下の総選挙が終わり、新内閣の政策も与野党の公約も出揃って、政治も経済も新しい段階に入った。

カレンダー

2022年版「野菜たっぷりカレンダー」上半期版

 西東京市栄養士連絡会が毎年、市内の保育園児、小学生から募集した絵で作成する「野菜たっぷりカレンダー」の2022年版が完成した。ダウンロードして使える。

任期満了に伴う東久留米市長選挙が12月26日に投開票され、無所属新人で前市議の富田竜馬氏(44)=自民、公明推薦=が15,922票を獲得して初当選した。同じ無所属新人で前都議の細谷祥子氏(67)=都民ファーストの会、国民民主推薦=は12,820票、元市議の篠原重信氏(70)=共産、社民推薦=は8,800票だった。

 1年を締めくくる年の瀬。今年を振り返る新聞やテレビのニュースが、世の中の流れを伝えてくれます。では「ひばりタイムス」はどうだったか-。今年は西東京市と近隣の出来事を、年初から470本あまりの記事にまとめて掲載しました。常連執筆メンバーがその中から3本を選び出し、それぞれ「ひばりタイムスの2021年」を振り返ります。(編集部)

 東京都は12月23日、整備を進めていた都市計画道路の「東村山3・4・18号 西東京3・4・26号新小金井久留米線」の西東京市にかかる約110メートル区間を来年1月14日に交通開放すると発表した。保谷東村山線から南下する約520メートルはすでに完成しているため、これで事業区間約630メートルがすべて開通する。

 西東京市は12月22日、新型コロナウイルスの週間感染者ゼロ、療養状況は21日時点で入院中1人と発表した。12月中の感染者は12月7日の1人だけだった。(グラフは西東京市Webから)

杉山尚次(編集者)

 前に玉川上水について書いたとき、玉川上水の三鷹あたりといえば太宰治の終焉の地であり、「太宰と三鷹」というテーマはアリだなと思っていた。ただ、あまりに有名な作家であり、作品の中身だけでなく周辺的なエピソードについても賑やかな人物なので、新発見は期待できそうにない。ご存知のことばかりだったら、御免あそばせ。(写真は、玉川上水周辺。柵の向こうに水路がある)

 東久留米市の並木克巳市長(52)が12月27日付けで退職することになった。並木市長は20日、篠宮正明市議会議長に退職申出書を提出。同市議会は21日に臨時会を開き、全員が退職に同意した。(退職が決まった並木克巳市長)