西東京市議会第2回定例会が5月28日に始まった。冒頭、施政方針を述べる前に池澤隆史市長が発言を求め、2月の市長選挙終盤に発行された自陣営のビラに関して「これまでいただいた市民からのご意見を重く受けとめ、平井竜一候補者をはじめ、支援されたみなさま、不快に思われた市民のみなさまに、心よりお詫びを申し上げます」と謝罪した。(写真は、「申し訳ございませんでした」と頭を下げる池澤市長)

 西東京市の新型コロナウイルスワクチン接種で、65歳以上は6月3日から予約が始まる。集団接種3会場に加え、あらたに市内の5病院でも接種できるようになった。75歳以上の予約は2日からあらためて受け付ける。いずれも専用電話かインターネットから申し込む。市報「広報西東京」の6月1日号に掲載された。(写真は、あらたにワクチン接種会場に加わる武蔵野徳州会病院)

 西東京市は5月29日、緊急事態宣言が6月1日から20日まで再延長されることに伴い、市内公共施設の対応を決めた。児童館・児童センター、スポーツセンターなどは6月1日から夜間を除いて利用再開に踏み切る。図書館・公民館は4日から制限付きで開館するなど、再開範囲が次第に広がってきた。

 雨が降りしきる5月27日午前、カメラを抱えて西武池袋線ひばりヶ丘駅に向かった。駅西側、東久留米駅寄り約100メートルほどの線路脇に深紅のバラが咲いている。雨に打たれて花々も痛みが目立ち、行き交う電車の風圧に枝ごと揺れていた。

杉山尚次(編集者)

 前回、「地形」が一種のブームになっていることを書いた。その盛り上がりは2013年あたりから確かなものになったと考えられる。というのもこの年、『日本史の謎は「地形」で解ける』(竹村公太郎、PHP文庫)というそのものずばりの書名をもつ本がベストセラーになっているからだ。この文庫は同著者が書いた『土地の文明』(2005年)と『幸運な文明』(2007年、両書ともPHP研究所刊)という本を再編集してなった、と記されている。つまり、「地形ブーム」という時流を読んだ著者もしくは編集者(たぶん後者)が、編集技術で見事にベストセラーをつくりあげた、ということになる。(写真は、新座市を流れる黒目川。古代の渡来人はこういう水路をさかのぼって来た?)

 西東京市の2021年度一般会計予算案が5月24日の記者会見で明らかになった。コロナ禍の影響を受け、前年度比37億1300万円(4.9%)減の722億円3000万円。ひとり親の子育て世帯生活支援特別給付金の対象者拡大、里帰り先での子どもの予防接種費用の助成制度創設のほか、生活に困窮している学生に一律5万円を給付するなど、緊急事態宣言の直撃を受けた子ども・若者対策に配慮。庁舎統合方針の見直しに向け、田無庁舎の耐力度調査費も盛り込まれた。

 西東京市は5月26日、新型コロナウイルスの週間感染は40人になったと発表した。前週比3人増だった。累計感染は1506人。既に退院したり死亡したりするなどは1439人、現在療養中は67人となった。

 西東京市は5月24日、市内の小学生と中学生の各1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。調査の結果「感染拡大の恐れがない」として通常通り学校活動を続けている。

 西東京市と三菱UFJ銀行(千代田区丸の内2丁目)は5月24日、市内柳沢4丁目にある同行所有の武蔵野運動場を改修し、「MUFGパーク」(仮称)として一般利用、地域開放を推進するための「連携・協力協定」を締結した。2年後の2023年6月オープンを目指して今後準備会を設立し、具体的な運営方法などを協議する。(写真は、協定を締結した西東京市の池澤隆史市長(左)と三菱UFJ銀行の山本忠司執行役員・経営企画部長)

 小平市は5月24日、市立たいよう福祉センター(障害者福祉センター)に勤務する職員2人が新型コロナウイルスに感染していることが22日に確認された、と発表した。

 山法師はハナミズキ科で、同じように白とピンクの花(総苞片)が咲く。白はスッキリと、淡いピンクは優しい雰囲気を漂わせる。これからの時期には充分癒されそう。 (写真と文 三角善四郎  5月19日撮影)

ペナント

4つの風船は4人を表現したというロゴ入りペナント(クリックで拡大)

 2人のハンドメイド作家と2人のリラクゼーション施術者が、地元で小さな癒しの場所を創り出している。「ちょっと行ってみようかな」と思った。毎日の暮らしを楽しくする身の回りのものと出会ったり、健康を保つヒントを知ったり、新たな人や物に出会うことが楽しそうだ。5月12日、東久留米市大門町の「ケーキ工房 シャモア」の2階で行われた「cocokara」をワクワクしながら訪ねた。

 ~さらば谷戸育成場、されど紫草は死なず~

 2017年2月、わたしたちは西東京紫草友の会を発足させ、谷戸公民館の前庭裏手に育成場を設け、絶滅危惧種・紫草栽培をスタートした。栽培を始めてから生育環境があまり恵まれていないことに気づいた。隣接する高層の都営住宅が朝日を遮った。好天の時は頭上から日が射したけれど、午後には西日があたる立地だった。高層ビルと生垣に囲われた谷底のような育成場で4年間、「間借り」なりにも仲間とがんばった。気候不順も影響し、紫草栽培の目標である紫根は太く育たず、背丈も伸びず、ひょろひょろの痩せた姿だった。それでも毎年、愛くるしい発芽を迎えると一同よろこびの声を上げ、数か月後、純白の花が咲くと心が和んだ。(写真は、谷戸公民館前で陽射を浴びるムラサキ)

 6月25日告示、7月4日投票予定の東京都議会議員選挙(西東京市選挙区)の立候補予定者説明会が5月19日、西東京市役所田無庁舎で開かれた。市選挙管理委員会事務局や日本郵便西東京郵便局担当者が資料を基に届出手続きや選挙運動用はがきの扱いなどを説明。各党会派が公認した4候補の関係者らが出席し、説明に耳を傾けメモを取っていた。

 小平市は5月18日、市立学童クラブに勤務する職員1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された、と発表した。