新型コロナウイルス感染の検査で陽性者が判明したとき、保健所の疫学調査は重症化リスク者が多数いる場所や集団を中心に実施する-。感染拡大の影響で保健所業務が逼迫し、東京都が濃厚接触者や感染経路を詳しく調べる積極的疫学調査方針を転換したことが明らかになった。西東京市議会で8月30日、池澤隆史市長が加藤涼子氏(生活者ネット)の一般質問に答えた。

 西東京市は8月30日、市職員1人と公立保育園職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。保育園児が濃厚接触者と特定され、自宅待機となった。

 西東京市は8月27日、市内の私立認可保育施設の園児1人とスポーツ施設職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。保育園で複数の園児と保育従事者が濃厚接触者と特定され、自宅待機となった。スポーツ施設で濃厚接触者は特定されなかった。

 西東京市は8月27日、新学期が始まる市立の小中学校でオンライン授業を実施すると発表した。9月3日(金)までは準備期間とし、基本的には6日(月)から10日(金)まで、学校と家庭を結ぶオンライン授業に取り組む。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言継続などの事態も織り込みながら、休校や学級閉鎖などの危機的状況にも対応したいという。(写真は、タブレット端末が1人1台に。2021年4月、市立栄小学校で)

 西東京市は8月26日、市内の障がい福祉サービス事業所の利用者1人と私立認可保育施設の園児1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。事業所の濃厚接触者は特定されなかったが、26日から30日まで臨時休所となった。

ポスター

中止になった「盆踊りまつり」のポスター

杉山尚次(編集者)

 8月に取り上げる本は『盆踊りの戦後史——「ふるさと」の喪失と創造』(大石始、2020年、筑摩選書)にしようと前から決めていた。「盆踊り」は、これといって特徴のない町でも、かろうじて「地元」を感じさせるイベントだと思っていたからだ。ところが、コロナ禍2年目の夏で思惑が狂った。日本を代表する大規模な夏祭りのほとんどはとりやめとなり(五輪は強行されたが)、武蔵野近辺の町の祭りも2年連続で中止になってしまった。右に掲げたイラストは、昨年の東村山市自治会「南萩会」が用意した盆踊り用のポスター。20年ぶりに盆踊りが復活する予定が、幻になってしまったそうだ。今年も中止。せっかくの作品なので、描いた工藤六助氏のご厚意で掲載させていただく。

 西東京市は8月25日、市内の私立保育園、市立学童クラブ、市役所で3件計4人に新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。保育園では複数の園児が濃厚接触者と特定され、自宅待機となった。

 西東京市議会(保谷七緒美議長)の第3回定例会が8月27日から9月27日まで、会期32日間で開かれる。議会のwebサイトに会期内日程(素案)が掲載された。(写真は、第1回定例会)

100winds_banner01 第26回

師岡武男 (評論家)

秋の総選挙が近づいてきた。この選挙で、各政党の政策公約に大きく掲げてもらいたいのは、コロナ対策とデフレ対策としての大幅な積極財政だ。それが今後の日本経済の将来を切り開くための、重要な対案であり、与野党どちらが勝っても、新政権に実行してもらいたい政策だからだ。

 西東京市は8月24日、市内の新型コロナウイルスの週間感染が369人、累計は3430人になったと発表した。3週連続300人超を記録。23日時点の療養中は614人、このうち自宅療養は465人、75.7%となっている。(グラフは、市内の新規感染者の推移=西東京市Webから)

 新型コロナウイルスに感染し自宅療養している家庭に対し、西東京市は3日分程度の食料などを緊急支援することになった。8月26日から受付専用窓口を設置する。東京都の自宅療養者フォローアップセンターが実施する食料配布などの支援が遅れている状況に対応する緊急措置。池澤隆史市長が24日の記者会見で明らかにした。(写真は、自宅療養中の食料支援を明らかにした池澤隆史市長)

 西東京市は8月22日、市内の私立認可保育施設の園児1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。保健所の調査で濃厚接触者と特定された複数の園児は、保健所の指示で自宅待機となった。

 西東京市のいこいの森公園スケート広場にワクチン集団接種の会場が完成し、8月20日から市民の接種が始まった。24日にはひばりが丘PARCO5階でもスタート。9月には田無駅前のアスタでも予定されている。(写真は、ワクチン接種が始まった西東京いこいの森公園会場)

 夏の暑い時期、いろいろな姿形をした雲や富士山が現れる。ときには巨大な白鳥に似た雲も見られる。

 コミュニティラジオ局「TOKYO854 くるめラ」(旧FMひがしくるめ)が小平市と「災害時における放送に関する協定」 を締結することになり、運営元の株式会社クルメディアの高橋靖社長と小林洋子市長が8月19日、市役所で締結式を行った。災害時は市と連携して避難や防災情報を発信する。(写真は、高橋靖社長(右)と小林洋子市長)