東京19区で松本洋平氏(自民)が当選 末松義規氏(立憲民主)は比例で復活

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2017年10月23日

 第48回衆院選が10月22日に投開票され、東京19区は自民党の松本洋平氏(44)が9万6,229票を獲得して4回目の当選を果たした。次点の立憲民主党、末松義規氏(60)は9万0,540票となり比例区で復活当選した。

 希望の党の佐々木里香氏(50)は2万9,743票。期待された伸びは見られなかった。共産党の杉下茂雄氏(68)は1万7,377票だった。

 松本氏は中小企業や諸団体をまとめ、地元をきめ細かく歩いて支持を広げた。
 区内3市の市民らは末松氏と共産党杉本氏との共闘を最後まで追求した。しかし末松氏が早期に民進党を離党したことなどが影響して中央段階の合意がまとまらなかった。両氏の合計が10万票を超えるだけに、共闘の課題が残った。

 末松氏の惜敗率は94.088%となり、立憲民主党の東京ブロック比例代表4議席の2番目となって比例復活が決まった。
(北嶋孝)

 

 ▽ 東京19区の候補者別得票数(確定)は次の通り。

  佐々木里香(希望) 杉下茂雄(共産) 松本洋平(自民) 末松義規(立憲民主) 合計
小平市 10,394 6,325 35,796 32,986 85,501
国分寺市 6,939 4,298 24,298 22,861 58,396
西東京市 12,410 6,754 36,135 34,693 89,992
29,743 17,377 96,229 90,540 233,889
(出所)衆議院(小選挙区選出)議員選挙 候補者別得票数(全候補)(東京都選挙管理委員会)から

*惜敗率は、当選者の得票数に対する当該候補者の得票数の比率。比例名簿の上位から政党の獲得議席数に応じて順に当選者となる。同順位に複数の重複候補者がいる場合、小選挙区での惜敗率が高い順に当選となる。

 

【関連リンク】
・衆議院議員選挙(平成29年10月22日執行)投開票結果(東京都選挙管理委員会
・衆院選・東京19区(小選挙区)(NHK選挙Web)
【比例代表】
・東京(定数17 選管確定)(読売新聞
・2017衆院選 比例区開票速報・立憲民主党(朝日新聞

 

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