ハイタッチの世界記録達成 !? 嘉悦大「飛翔祭」で挑戦
嘉悦大学(小平市)の学園祭「第18回飛翔祭」が11月3、4日に開催され、来場者らがハイタッチの世界記録に挑戦した。リレー形式でつなぐハイタッチ数を競う企画で、昨年7月にロンドンで達成されたギネス認定の世界記録「3分間に492回」に挑んだ。
4日午後、悪天候に備えて会場がグラウンドから体育館へ移ったうえ、予定したスタッフ数が集まらないなど波乱のスタート。集まった親子連れの来場者や学生ら計36人が輪になって予行練習を重ねた。本番1回目は473回だったが、コツを覚えた2回目は554回と世界記録を更新した。
ただし、ギネスに認定されるには、頭の上で手のひら同士を完全に合わせる、タッチされた手で次にタッチする、などの基準を満たさなければならない。撮影したビデオを見てギネス側が認定するためハードルは高い。
進行役の同大ビジネス創造学部3年の伊芸勇気さんは「認定されるかどうかはわからないが、まずは記録を更新できたことがうれしい」と話した。
今年の学園祭のテーマは「個性を爆発させろ」。留学生が多い大学らしく、出店にはザーサイスープや蒸し春巻きなど中国やベトナム、ネパールの手作り料理が並んだ。このほか留学生が参加したファッションショー、和太鼓ライブ、eスポーツ体験ブースなどさまざまな企画が繰り広げられた。
実行委員長のビジネス創造学部2年の早川翔真さんは「地元の祭りに参加した出店も加わるなど、今年のコンセプトの一つ『地域の方々を巻き込む』も達成できたと思う」と話していた。
(片岡義博)(写真:筆者提供)
【関連サイト】
・飛翔祭2018(嘉悦大学)
【筆者略歴】
片岡義博(かたおか・よしひろ)
1962年生まれ。共同通信社記者から2007年フリーに。小平市在住。嘉悦大学非常勤講師(現代社会とメディア)。