常任委、議運委の正副委員長ら決まる 西東京市議会第1回臨時会最終日

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2019年2月7日

 西東京市議会(田中慶明議長)の第1回臨時会最終日の2月5日、企画総務、文教厚生など4常任委員会のほか、議会運営委員会の議員が決まり、各委員会で正副委員長を選出。本会議で報告された。市の監査委員に小幡勝己氏(公明)を選任する議案が追加提出され、全会一致で同意した。

 そのほか議会報編集委員会も開かれ、正副委員長が決まった。
 昭和病院企業団、柳泉園組合、東京たま広域資源循環組合、多摩六都科学館組合の各議会議員選挙も行われ、議長の指名推選でそれぞれ議員が決まった。

 その後、緊急質問が出た。山田忠良氏(自民)は、市のマスコットキャラクターである「いこいーな」をポスターなどに掲載して政治活動に利用出来るのか、昨年末の市議会議員選挙前に氏名入りのたすきを掛けて演説した場合は公職選挙法違反にならないか、などと質問した。飯島享企画部長は「いこいーなは、特定の個人や政党などを支援するような誤解を与えたり与える恐れがある場合は使用できない」などと説明。選挙管理委員会の石橋尚参与は「告示以前の投票依頼などは事前運動に当たるが、違法かどうかの最終判断は司法の場で決まる」などと答えた。

 田代伸之氏(公明)は市議選の低投票率などを取り上げた。選管の石橋参与は、18歳~19歳28.82%、20歳代17.42%、30歳代25.22%など若い層の年代別投票率を明らかにしながら「全体の投票率は36.84%と過去最低だったが、若年層はさらに低い」と指摘。中学、高校、成人式でも啓発活動を進めるなど「若い世代に働きかけ、選挙への関心を高めたい」と述べた。

 最後に昨年秋に直撃した台風24号の影響で、小学校の樹木や市の施設の一部が飛ばされて付近の民家に被害を与えたなどの損害賠償8件の専決処分の報告を受けた。
 最終日の本会議は午後1時半ごろ開会し、休憩を挟んで午後6時半ごろ閉会した。

 議会運営委員会、常任委員会の正副委員長は次の通り(敬称略)
▽議会運営委員会(9人)委員長:保谷七緒美(自民) 副委員長:藤岡智明(共産)
▽企画総務委員会(9人)委員長:大林光昭(公明) 副委員長:中川清志(自民)
▽文教厚生委員会 (10人)委員長:藤田美智子(公明) 副委員長:加藤涼子(生活者ネット)
▽建設環境委員会(9人)委員長:坂井和彦(立憲民主・改革フォーラム) 副委員長:大竹敦子(共産)
▽議会報編集委員会 (6人)委員長:加藤涼子(生活者ネット) 副委員長:佐藤大介(立憲民主・改革フォーラム)
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・市議会役職一覧(西東京市議会、PDF:110KB
・付議案件・結果(平成31年第1回臨時会)(西東京市議会

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