夜空に花火の大輪 文理台公園で東町商栄会夏まつり

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2019年8月6日
花火

最後に打ち上げられた大花火(8月4日午後8時9分)(クリックで拡大)

 西東京市の東町商栄会夏まつりが8月3日と4日、市内東町1丁目の文理台公園で開かれた。住宅街に近い公園の打ち上げ花火に人気が集まり、2日間で約2万人(主催者集計)が夜空を彩る大輪を見上げた。

 2日間とも、まだ青空の午後6時前後から会場内のステージでパフォーマンスが始まった。キッズダンスやフラダンス、バンド演奏など計9団体が出演。演奏が終わったあとの午後8時ごろから、大小さまざまな花火が打ち上げられた。大輪の花が夜空に舞う度に、集まった人たちから歓声が上がっていた。

 

夏まつり

今夜は三日月。花火を見ようと大勢が詰めかけた(8月4日午後7時17分)

 

 お祭りが終わって公園から帰る途中、「来てよかったね」「やっぱり地元は良いね。うん、俺らの地元」などと話す人たちの言葉が聞こえた。

 

まだ明るいうちから公園に集まる(4日午後5時58分)

 

 会場の文理台公園は旧東京教育大の施設跡地に1984年(昭和59年)開園した。広さは約1万6670㎡ある。今年は会場の綿あめやかき氷の出店に長い行列が出来た。大きなパンチバルーン、焼きソバの店も大繁盛だった。会場は近隣からの人出もあって、今年はどこもぎっしり満員状態だった。

 

お願いの看板

 

 夏まつり実行委員会の委員長を務めた浅野徳宏さんは「事故なく無事にお祭りを終えられてよかった」と言う。「安全の確保が最大の課題でした。近隣から集まる方も多くなり、防災・事故対策の指摘も厳しくなりました。今回の反省を踏まえて今後の運営体制を検討したい」と話している。
(北嶋孝+石田裕子)(写真は石田提供)

 

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