手数料条例改正案など可決 西東京市議会常任委員会の初ライブ中継

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2019年12月6日

企画総務委員会の中継画面(YouTubeから)

 西東京市議会の企画総務委員会(大林光昭委員長)と文教厚生委員会(藤田美智子委員長)が12月6日に開かれた。企画総務委員会は、都市計画道路などの証明書発行手数料を値上げする西東京市手数料条例の改正案などを可決。文教厚生委員会は福祉事務所の所在地を変更する設置条例改正案など5議案を可決した。この日は常任委員会の初ライブ中継。動画共有サイト「YouTube」で間もなく、録画中継を視聴できるようになった。

 企画総務委員会は手数料条例案のほか、組織改正に伴う担当課の名称を変更する財産価格審議会条例の改正案も可決した。しかし行政不服審査条例改正案は、資料の施行年に誤記があり、執行部は条例案を撤回、再提出すると申し出た。このため会期中にあらためて審査することになった。「政党機関紙の購読を求める行為など西東京市庁舎内での政治活動の調査を求める」陳情は、提出者が4日付けで取り下げを申し出たため審査されなかった。

 

文教厚生委員会の中継画面(YouTubeから)

 文教厚生委員会は福祉事務所設置条例改正案や消費者条例改正案など5議案を可決した。「身体障害者が乗るEV電気自動車の電気使用量補助金に関する陳情」は賛成少数で不採択となった。しかし補助金支給のほか、充電器設置を求める陳情内容について、執行部から保谷庁舎と田無庁舎の駐車場で電気自動車は無料で充電できるとの説明があった。「2020年度の健康保険の引き上げを行わない、子どもの均等割保険料の軽減措置を求める陳情」は継続審査となった。保険料は10月末に国民健康保険運営協議会に諮問され、現在審議中。「答申が出てから審議したい」との意見が多かった。

 ライブ中継した両委員会とも、カメラは部屋の後方の天井近くに固定。音声はマイクに連動し、発言が終わったり休憩になったりするとマイクはオフになって音声なしの映像が流れる。休憩時間に議員らが、職員が操作するパソコンに前に集まり、画面を確認していた。

 ライブ中継時のアクセスは10数人。録画映像は閉会後間もなく、2~3本に分けてYouTubeにアップされた。午後9時現在の視聴回数は、両委員会とも計150回前後となっている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・常任委員会中継(西東京市議会

 

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