田無駅に西東京市の情報発信拠点 3月中に公開スタジオやアンテナショップ

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙暮らしメディア・報道 オン 2020年1月10日

りそな銀行田無支店の入口左側に公開スタジオなどができる(田無駅北口2階)

 西武新宿線の田無駅2階に今春、西東京市の情報発信拠点がオープンする。コミュニティーラジオ局のFM西東京(鈴木信克社長)が公開スタジオを開設して生放送中心に番組を展開。地元の農産物やオリジナル商品をアンテナショップで販売するなど、西東京市の魅力発信と賑わい創出を図るという。

 西東京市の事業公募の結果、昨年10月にFM西東京とアスタ西東京によるコンソーシアムが実施事業者に決まった。3年計画で、今年度の事業費は約2500万円。3月中にプレオープンし、4月からの本格スタートに備える。

 

ガラスウインドー付近が入口になる

 

 FM西東京によると、田無駅北口2階のりそな銀行田無支店隣りに約25平方メートルのスペースを確保し、ガラス張りの公開スタジオやアンテナショップを新設。デジタル表示型の情報スタンドも設置して、行政情報や市内のイベント情報などを見たり利用したりできるようにする。Webサイトやフリーペーパーなどのメディアも計画し、ラジオ放送やイベントなどとの連携を図って「賑わいと交流」を進める計画だ。

情報発信拠点のイメージ図(上)とLEDビジョンの予想図(下)(プロジェクト資料から)

 

 このほか、ペデストリアンデッキでつながるアスタ2階入口に大型のLEDビジョンを設置して広告媒体として活用するほか、緊急時の災害情報も掲載するという。

 西東京市によると、この「駅前情報発信プロジェクト事業」は、地域再生計画として内閣府の認定を受け、地方創生推進交付金を活用。民間企業が寄付した場合に税の優遇措置を受ける「企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)」も始めた。

 プロジェクト実施体代表のFM西東京の鈴木社長は「市民、企業、行政の三者がともに参加・協力して、西東京市の魅力を発信し、賑わいを創出できるようにしたい」と話している。
(北嶋孝)(写真は筆者撮影)

 

【関連情報】
・西東京市駅前情報発信拠点プロジェクト事業概要(西東京市Web、PDF:199KB
・企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を活用した寄附を募集します(西東京市Web

 

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