ひばりタイムスが5周年を迎えました
ひばりタイムスは2015年2月11日に創刊しました。それから丸5年。「西東京市や近隣で起きた出来事、住民の活動を伝える」地域報道サイトでありたいと活動を続けてきました。しかしまだ道半ば。10年が一区切りなら、やっと折り返したところです。これからはまとめて何年ではなく、暦をめくるように一年刻みで歩むつもりです。みなさんのご支援とご協力を得て、地域の多彩多様な活動と出来事を、主体となる住民自身の手で伝えられるように願っています。
活動を振り返ろうとデータを集計したら、この5年間で掲載した記事・報告は10日現在で、計1492本でした。1年に298本です。年間300本、5年で計1500本。大雑把に言うとこんな数字でした。Webサイト本体のほか、週刊メールマガジンの配信、facebook、twitterにも発信しています。
発刊当時は、生々しい震災の記憶が残っていました。3.11の1ヵ月前にスタートしたのは、震災企画を用意していたからです。タイトルは「わがまちの震災 2015」(全5回)です。私たちが住んでいるこの土地で、体験した震災を記録にとどめたいと思いました。市内に住みながら都心で働いている人、わが家で感じた揺れ、その後ボランティアに出掛けた人や、被災地から避難してきた人の声も収めました。
・特集「わがまちの震災 2015」(全5回)
掲載記事は編集サイドの原稿だけでなく、住民自身の活動報告を多く掲載してきました。この5年間で66人の原稿を掲載しました。地域で活動している人たちが書き手にもなる。そのプラットホームの一部になれたら、地域メディア、報道サイトとして意味あることだと思います。市民ライター講座や文章、写真講座を開いてきたのもそのためです。
創刊当初から広告なし、スポンサーなしの手弁当活動でした。用意した5年分の積み立て資金もそろそろ底を突きかけています。時間も人もお金も限られているなら、無理せず、それなりに楽しく、ゆるゆると歩くペースが地域メディアにふさわしいかもしれません。今年中に、5周年の記念イベントを開きたいと考えています。アイデアを練り、年内にはみなさんと会って、一緒に楽しめるように企画したいと思います。
2020年2月11日
ひばりタイムス編集長
北嶋孝
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