コープ東伏見店従業員1人感染 消毒済ませ営業再開

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス暮らし オン 2020年4月26日

掲示スペースに従業員感染と対応の「お知らせ」が張り出されている。下段の左から2枚目(コープ東伏見店)

 西東京市の西武新宿線東伏見駅前にある「コープ東伏見店」の従業員1人が新型コロナウイルスに感染したと4月18日に判明したが、保健所の指導の下に同日閉店後に店内を消毒し、翌19日から営業を続けた。1週間後の25日に同店を訪れて感染者の容体を尋ねたところ、店のスタッフは「入院ではなく、自宅で療養している」と話した。

 同店は生活協同組合コープみらい(本部・埼玉県さいたま市南区根岸1丁目)の運営。本部ホームページ掲載の「お知らせ」によると、従業員は4月3日朝から午後1時まで勤務し、夜から発熱症状があった。翌4日以降は出勤していないという。10日と15日にPCR検査を受け、18日に陽性と分かった。従業員はレジ業務に従事。勤務中はマスクを着用していた。保健所は「当該店舗に濃厚接触者はいないとの見解」という。

 「お知らせ」は、「所轄保健所の指導の下、4月18日(土)閉店後に店内・機材等の消毒作業等を行い、4月19日(日)9時30分より営業を再開しました」としている。同店の営業時間は午前9時から。4月13日から「当面、21時に閉店」と平常より2時間短縮している。

 本部のコミュニケーション推進部によると、コープみらいの店舗では2月下旬から勤務前の検温と健康チェック、勤務中のマスク着用、手洗いと消毒の励行などを実施しているという。

 コープみらいは千葉県、埼玉県、東京都の1都2県を事業エリアに持ち、宅配センター 77ヵ所、134店舗のほか、34ヵ所の介護福祉事業所などを展開。西東京市内では東伏見店のほか、ひばりが丘店があり、近隣では小平市4店、小金井市1店など。

 同コープは昨年3月時点で正規職員3117人、パート・アルバイト職員1万404人。従業員の感染は東伏見店のほか、幸町店(埼玉県志木市幸町)、デリ八千代センター(千葉県八千代市大和田新田)の事例が本部ホームページに掲載されている。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・コープ東伏見店に勤務する従業員の新型コロナウイルス感染者の発生と対応について(4月19日10時掲載)お知らせ(生活協同組合コープみらい

 

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