園児1人が新型コロナウイルスに感染 西東京市の公立認可保育施設で初めて

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙新型コロナウイルス オン 2020年9月6日

 西東京市は9月6日、市内公立認可保育施設の園児1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。当該園は7日から18日まで臨時休園し、濃厚接触者はPCR検査を実施する予定。市の保育課によると、西東京市の私立保育施設で職員の感染が7月9日に発表された例はあるが、公立施設の園児感染判明は今回が初めてという。

 

 発表によると、この感染者は「10歳未満の女性」とあり、年齢などは明らかにしてない。園児が最終登園したのは9月4日。翌5日に発熱し、医療機関を受診して、抗原検査で陽性が判明した。小平保健所の調査の結果、その園の「園児および保育従事者の濃厚接触者が特定され」「PCR検査を実施予定」としているが、その人数や内訳は発表していない。

 

 PCR検査はウイルスの遺伝子を増幅して検出するため感度は高いけれど、結果判明まで数時間かかるという。これに対し抗原検査は検査キットが開発され、判定時間が約30分と短い。厚生労働省は、抗原検査で陽性の場合は確定診断になるとしている。
(北嶋孝)

 

「関連情報」
・市内公立認可保育施設園児の新型コロナウイルスの感染について(西東京市web
・新型コロナウイルス感染症に関する検査について(厚生労働省

 

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